特許
J-GLOBAL ID:200903052505058513

共沸蒸留方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-027773
公開番号(公開出願番号):特開2005-247835
出願日: 2005年02月03日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】水、酢酸及び酢酸メチルを含有する蒸留対象混合物を加圧下で共沸蒸留するにあたり、設備を簡略化でき、かつ、エネルギー消費を低減できる新たな酢酸メチルの回収方法を提供することを目的とする。【解決手段】水、酢酸及び酢酸メチルを、下記の各工程を経て各成分を蒸留分離する。(1)水、酢酸及び酢酸メチルを含有する蒸留対象混合物を、共沸剤を用いて、塔頂部が大気圧を上回る圧力下で蒸留させ、酢酸を含有する塔底回収物と、水、酢酸メチル及び共沸剤を含有する塔上部留出蒸気とに分離する工程。 (2)上記(1)の工程で得られた塔上部留出蒸気を凝縮させる工程。 (3)上記(2)の工程で得られた凝縮液を放圧することにより酢酸メチルを蒸発させ、酢酸メチルを回収する工程。 (4)上記(3)の工程の残液を水相と油相とに液々分離する工程。 (5)上記(4)の工程で得られた油相を、共沸剤として上記(1)の工程に供給する工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水、酢酸及び酢酸メチルを、下記(1)乃至(5)の工程を経て、各成分を蒸留分離する共沸蒸留方法。 (1)水、酢酸及び酢酸メチルを含有する蒸留対象混合物を、共沸剤を用いて、塔頂部が大気圧を上回る圧力下で蒸留させ、酢酸を含有する塔底回収物と、水、酢酸メチル及び共沸剤を含有する塔上部留出蒸気とに分離する工程。 (2)上記(1)の工程で得られた塔上部留出蒸気を凝縮させる工程。 (3)上記(2)の工程で得られた凝縮液を放圧することにより酢酸メチルを蒸発させ、酢酸メチルを回収する工程。 (4)上記(3)の工程の残液を水相と油相とに液々分離する工程。 (5)上記(4)の工程で得られた油相を、共沸剤として上記(1)の工程に供給する工程。
IPC (4件):
C07C67/54 ,  C07C51/46 ,  C07C53/08 ,  C07C69/14
FI (4件):
C07C67/54 ,  C07C51/46 ,  C07C53/08 ,  C07C69/14
Fターム (8件):
4H006AA02 ,  4H006AD12 ,  4H006BB17 ,  4H006BC51 ,  4H006BD33 ,  4H006BD51 ,  4H006BD60 ,  4H006BS10
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 共沸蒸留方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-032827   出願人:三菱化学株式会社
  • 芳香族カルボン酸の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-021280   出願人:三菱化成株式会社
  • 米国公開特許2003-0150706号公報

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