特許
J-GLOBAL ID:200903052510767565

プライバシーを守る監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-038523
公開番号(公開出願番号):特開2008-178054
出願日: 2007年01月22日
公開日(公表日): 2008年07月31日
要約:
【課題】従来の監視システムは、監視カメラからの映像をサーバ機器にそのまま保存するという方法でした。そのため、何の制限もなく閲覧することが出来たので非撮影者にとってどのように保管され、いつどのように使用されるのかとても心配でした。 そこで、本発明は、プライバシーを守り、映像データの流出リスクを軽減し、安価に提供いたします。【解決手段】ファイルを暗号化しながら保存し、暗号化に使用した鍵をサーバの公開鍵で暗号化して保存し、公開鍵と対になる秘密鍵をサーバで保存します。ファイルを復号化するときは、サーバに閲覧理由を送信することによって秘密鍵を取得し、閲覧履歴がサーバで公開されることによって、自由に閲覧することを第3者の監視によって抑止します。【選択図】図1
請求項(抜粋):
クライアントコンピュータとサーバコンピュータにおいて、 クライアントコンピューターが、 1、「映像データ取り込み機能」 ・ネットワークカメラと通信し、映像データを取り込み圧縮をして保存するステップ を有する機能。 2、「暗号化機能」 ・映像データを共通鍵暗号方式で暗号化して保存するための共通鍵を作成するステップと ・映像データを共通鍵暗号方式で暗号化をして暗号化された映像データを保存、元の映像データを削除するステップと ・前記共通鍵をサーバから取得したサーバの公開鍵によって、共通鍵を暗号化して暗号化された共通鍵データを保存、元の共通鍵を削除(ただし、鍵データ、映像データには目印として区別できる鍵番号が添付される)することによって、クライアントのユーザがその映像データにアクセスできなくするステップを有する機能。 3、「復号化機能」 ・暗号化された映像データの鍵番号をと閲覧理由をサーバに送信するステップと ・サーバからサーバの秘密鍵を受け取るステップと ・サーバの秘密鍵で暗号化された映像データを復号化するステップ を有する機能。 前記、3つの機能を有するクライアントコンピューターであり、 サーバコンピューターが 1、「鍵の管理機能」 ・サーバの負担を軽減するために、あらかじめ公開鍵と秘密鍵を作成しておくステップと ・ストック鍵から、サーバの秘密鍵と公開鍵を作成し、サーバの秘密鍵をユーザーのディレクトリに保存、サーバの公開鍵はクライアントコンピューターに送信するステップと ・クライアントコンピュータから鍵番号を指定して秘密鍵を申請されたとき、ユーザのディレクトリに保存されているサーバーの秘密鍵をクライアントコンピューターに送信するステップと ・データベースに復号化するファイル名、閲覧理由を登録するステップ を有する機能 を有するサーバコンピューターであり、 前記クライアントコンピューターとサーバコンピューターで構成されるクライアントサーバシステムであるプライバシーを守る監視システム。
IPC (4件):
H04L 9/08 ,  H04N 7/18 ,  H04L 9/32 ,  G06F 21/24
FI (6件):
H04L9/00 601A ,  H04N7/18 D ,  H04L9/00 601B ,  H04L9/00 673A ,  G06F12/14 560B ,  G06F12/14 540A
Fターム (12件):
5B017AA03 ,  5B017BA07 ,  5B017CA16 ,  5C054AA01 ,  5C054DA09 ,  5C054EA03 ,  5C054EG08 ,  5C054HA18 ,  5J104AA16 ,  5J104EA19 ,  5J104PA07 ,  5J104PA14
引用特許:
審査官引用 (5件)
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