特許
J-GLOBAL ID:200903052534383679

パチンコ遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 サトー国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-142535
公開番号(公開出願番号):特開2009-285287
出願日: 2008年05月30日
公開日(公表日): 2009年12月10日
要約:
【課題】特別図柄遊技2を特別図柄遊技1に優先して行う規則を守りながら特別図柄遊技1に大当りが保留されている場合に特別図柄遊技1の大当りを有効に利用すること。【解決手段】確率変動モードの設定状態で特別図柄遊技1用の保留データに「確変時のみの大当り」が存在すると先読みされている場合には普通図柄遊技の映像が最長の普通図柄遊技時間で表示されるので、確率変動モードが設定されているにも拘らず遊技球が第2の特別始動口に入賞し難くなる。このため、特別図柄遊技2の保留データが全て消去されることが促進され、「確変時のみの大当り」が確率変動モードの設定状態で処理されるので、特別図柄遊技2を特別図柄遊技1に優先して行う規則を守りながら特別図柄遊技1の「確変時のみの大当り」を有効に利用することができる。【選択図】図50
請求項(抜粋):
遊技球が転動することが可能な遊技領域を有する遊技盤と、 前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な普通始動口と、 前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な第1の特別始動口と、 前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な拡大状態および入球することが不能な縮小状態相互間または前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な拡大状態および当該拡大状態に比べて入球することが困難な縮小状態相互間で切換えられる第2の特別始動口と、 前記遊技盤の遊技領域内を転動する遊技球が入球することが可能な開放状態および入球することが不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入球口と、 前記特別入球口を開閉する大当り遊技を行う大当りであることを予め決められた一定の通常確率で判定する通常確率モードおよび通常確率に比べて高い一定の高確率で判定する高確率モードのいずれかに遊技モードを設定する遊技モード設定手段と、 遊技球が前記普通始動口に入球することに基づいて前記第2の特別始動口を拡縮する当り遊技を行う当りであるか否かを判定する当り判定手段と、 前記当り判定手段の判定結果が表示される普通図柄表示器と、 前記当り判定手段が当りであるか否かを判定することに基づいて通常時の普通図柄遊技時間と通常時の普通図柄遊技時間と同一または通常時の普通図柄遊技時間に比べて短い高確率時の普通図柄遊技時間と高確率時の普通図柄遊技時間に比べて長い特定時の普通図柄遊技時間のいずれかに普通図柄遊技時間を設定する普通図柄遊技時間設定手段と、 前記当り判定手段の判定結果を報知する普通図柄遊技の映像を前記普通図柄表示器に普通図柄遊技時間の設定結果に応じた所要時間で表示する普通図柄遊技手段と、 前記当り判定手段が当りであると判定したときには前記普通図柄表示器に前記当り判定手段の判定結果が表示されることに基づいて当り遊技を開始する当り遊技手段と、 大当りカウンタを予め決められた一定の時間間隔で予め決められた一定の単位値だけ更新するものであって、大当りカウンタの更新処理を予め決められた下限値および予め決められた上限値の範囲内で行うカウンタ更新手段と、 大当りカウンタの更新結果が記録される第1の保留領域および第2の保留領域のそれぞれを有するデータ記録手段と、 遊技球が前記第1の特別始動口に入球することに基づいて大当りカウンタの更新結果を検出し、大当りカウンタの検出結果を前記データ記録手段の第1の保留領域に記録する第1のカウンタ検出手段と、 遊技球が前記第2の特別始動口に入球することに基づいて大当りカウンタの更新結果を検出し、大当りカウンタの検出結果を前記データ記録手段の第2の保留領域に記録する第2のカウンタ検出手段と、 大当りカウンタの下限値および上限値の範囲内の値からなる大当り値が予め記録されたものであって、大当り値として遊技モードが通常確率モードに設定されている場合に使用される通常時の大当り値を含む複数の相互に異なる値が記録された大当り値記録手段と、 前記データ記録手段の第1の保留領域に大当りカウンタの検出結果が記録されているか否かを判断すると共に前記データ記録手段の第2の保留領域に大当りカウンタの検出結果が記録されているか否かを判断するものであって、前記データ記録手段の第2の保留領域に大当りカウンタの検出結果が記録されていると判断した場合には前記データ記録手段の第2の保留領域から検出順序が最も古い大当りカウンタの記録結果を読出すと共に前記データ記録手段の第2の保留領域に大当りカウンタの検出結果が記録されておらずに前記データ記録手段の第1の保留領域に大当りカウンタの検出結果が記録されていると判断した場合には前記データ記録手段の第1の保留領域から検出順序が最も古い大当りカウンタの記録結果を読出すカウンタ読出し手段と、 前記カウンタ読出し手段が前記データ記録手段の第1の保留領域または第2の保留領域から読出した大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定するものであって、遊技モードが通常確率モードに設定されている場合には大当りカウンタの読出し結果が前記大当り値記録手段の通常時の大当り値と同一である場合に大当りであると判定すると共に遊技モードが高確率モードに設定されている場合には大当りカウンタの読出し結果が前記大当り値記録手段の複数の大当り値のいずれかと同一である場合に大当りであると判定する大当り判定手段と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第1の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであると判定した場合および前記データ記録手段の第2の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであると判定した場合のそれぞれで遊技モードを高確率モードおよび通常確率モードのいずれに設定するかを判定する遊技モード判定手段と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第1の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定した場合には前記データ記録手段の第1の保留領域から大当りであるか否かを判定することに使用された大当りカウンタの記録結果を消去し、前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第2の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定した場合には前記データ記録手段の第2の保留領域から大当りであるか否かを判定することに使用された大当りカウンタの記録結果を消去するカウンタ消去手段と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第1の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定した場合に大当りであるか否かの判定結果が表示される第1の特別図柄表示器と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第2の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定した場合に大当りであるか否かの判定結果が表示される第2の特別図柄表示器と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第1の保留領域または第2の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定した場合には予め決められた複数の特別図柄遊技時間のうちから特別図柄遊技時間を選択する特別図柄遊技時間選択手段と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第1の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定することに基づいて前記大当り判定手段の判定結果を報知する特別図柄遊技の映像を前記第1の特別図柄表示器に特別図柄遊技時間の選択結果に応じた所要時間で表示する第1の特別図柄遊技手段と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第2の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定することに基づいて前記大当り判定手段の判定結果を報知する特別図柄遊技の映像を前記第2の特別図柄表示器に特別図柄遊技時間の選択結果に応じた所要時間で表示する第2の特別図柄遊技手段と、 前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第1の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであると判定した場合には前記第1の特別図柄表示器に前記大当り判定手段の判定結果が表示されることに基づいて大当り遊技を開始し、前記大当り判定手段が前記データ記録手段の第2の保留領域から読出された大当りカウンタに基づいて大当りであると判定した場合には前記第2の特別図柄表示器に前記大当り判定手段の判定結果が表示されることに基づいて大当り遊技を開始する大当り遊技手段と、 前記第1のカウンタ検出手段が大当りカウンタの更新結果を前記データ記録手段の第1の保留領域に記録することに基づいて当該大当りカウンタの検出結果が前記大当り値記録手段の複数の大当り値のうち通常時の大当り値を除く残りの大当り値と同一である高確率時のみの大当りカウンタであるか否かを先読みするものであって、当該先読み処理を前記大当り判定手段が当該大当りカウンタに基づいて大当りであるか否かを判定するより前に行う大当り先読み手段を備え、 前記遊技モード設定手段は、 前記遊技モード判定手段が通常確率モードを判定した場合には遊技モードを通常確率モードに設定し、前記遊技モード判定手段が高確率モードを判定した場合には遊技モードを高確率モードに設定するものであり、 前記普通遊技時間設定手段は、遊技モードが通常確率モードに設定されている場合には通常時の普通図柄遊技時間を設定するものであって、 遊技モードが高確率モードに設定されている場合には前記大当り先読み手段が前記データ記録手段の第1の保留領域に高確率時のみの大当りカウンタが記録されていないと先読みしている場合に高確率時の普通図柄遊技時間を設定すると共に前記大当り先読み手段が前記データ記録手段の第1の保留領域に高確率時のみの大当りカウンタが記録されていると先読みしている場合に特定時の普通図柄遊技時間を設定するものであることを特徴とするパチンコ遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 320 ,  A63F7/02 315A
Fターム (6件):
2C088AA35 ,  2C088AA36 ,  2C088AA42 ,  2C088BC22 ,  2C088EA10 ,  2C088EB55
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-198914   出願人:株式会社三共
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-238231   出願人:株式会社三洋物産
審査官引用 (5件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-013840   出願人:タイヨーエレック株式会社
  • 弾球遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-124736   出願人:株式会社藤商事
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-121747   出願人:株式会社ソフィア
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