特許
J-GLOBAL ID:200903052544827346
核磁気共鳴を用いた検査装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-100981
公開番号(公開出願番号):特開平11-290289
出願日: 1998年04月13日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 渦電流の影響を含めた静磁場不均一を測定する。【解決手段】 実際の検査の超高速撮影法のリードアウト傾斜磁場とほぼ等しい形状のリードアウト傾斜磁場204を用いて、任意の撮影シーケンスにより画像I2を撮影し(図1(a))、かつ渦電流の発生量を無視できるリードアウト傾斜磁場211を用いて画像I1を撮影し(図1(b))、画像I1、I2の位相差を求めてリードアウト傾斜磁場に起因する渦電流の影響を含めた静磁場不均一を測定する。あるいは渦電流の発生量の少ないリードアウト傾斜磁場を用いて画像I1を撮影し、実際の検査時の超高速撮影法で用いる第1のリードアウト傾斜磁場に、画像I1の撮影時に用いる第2のリードアウト傾斜磁場を付加し、両方が発生する渦電流成分を有するリードアウト傾斜磁場を用いて画像I2を撮影するようにしてもよい。
請求項(抜粋):
静磁場発生手段と、傾斜磁場発生手段と、高周波磁場発生手段と、前記静磁場の均一度を調整する磁場を発生する付加磁場発生手段と、前記各手段の制御と演算を実行する制御演算手段とを備え、前記制御演算手段は、前記静磁場発生手段が発生する静磁場内に置かれた検査対象に高周波磁場を印加して励起させた後、振動傾斜磁場のリードアウト傾斜磁場を印加して前記検査対象から発生するエコー信号を計測する撮影シーケンスを実行し、計測されたエコー信号に基づいて前記検査対象の画像を再構成する核磁気共鳴を用いた検査装置において、前記制御演算手段は、前記撮影シーケンスの実行に先立って、任意の静磁場強度分布測定シーケンスに従って、前記振動傾斜磁場と振幅、振動周波数及び立上り時間が等しいリードアウト傾斜磁場を印加して前記検査対象の画像を撮影し、該画像から静磁場強度分布画像を求め、該静磁場強度分布画像に基づいて前記静磁場の不均一度を改善するように前記付加磁場発生手段を制御する静磁場調整手段を備えてなることを特徴とする核磁気共鳴を用いた検査装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/05 312
, G01N 24/08 510 Y
引用特許:
審査官引用 (3件)
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磁気共鳴診断装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-094177
出願人:株式会社東芝
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核磁気共鳴を用いた検査装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-069715
出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立メディコ
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磁気共鳴映像装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-227422
出願人:株式会社東芝
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