特許
J-GLOBAL ID:200903052650113549
ガス化ガスの精製方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
小堀 益
, 堤 隆人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-228767
公開番号(公開出願番号):特開2007-045857
出願日: 2005年08月05日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】可燃性廃棄物をガス化処理し、高カロリーガスを得る場合に、ガスに含まれる、タール、軽油、ダイオキシン類等の不純物を適切に除去できるようにすること。【解決手段】可燃性廃棄物を熱分解炉2でガス化させ、この熱分解ガスを改質炉13で酸素及び水蒸気と反応させて改質し、この改質ガスを精製して燃料ガスを得るガス化ガスの精製装置において、改質ガスを断熱飽和温度以下の90〜70°Cに冷却する第1のガス冷却器14と、第1のガス冷却器14から出たガスを40°C以下として含有する水蒸気、軽油蒸気を凝縮させる第2のガス冷却器18と、第2のガス冷却器18から出たガスに含有する軽油分を洗浄油にて吸収する軽油スクラバー23と、第1のガス冷却器14及び第2のガス冷却器18の排水から可燃物を分離する分離装置15とを設け、分離した可燃物を熱分解炉2に戻して再度熱分解してガス化させる、又は、熱分解炉2の熱源として利用するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
可燃性廃棄物を熱分解炉でガス化させ、この熱分解ガスを改質炉で酸素及び水蒸気により700°C〜900°Cで改質し、この改質ガスを精製して燃料ガスを得るガス化ガスの精製方法において、
改質ガスを第1のガス冷却器に導入し、水噴霧又は液中燃焼によりガス温度を断熱飽和温度以下の90〜70°Cに冷却し、
第1のガス冷却器から出たガスを第2のガス冷却器に導入し、冷却水と直接接触による熱交換もしくは間接的に熱交換させることによりガス温度を40°C以下として含有する水蒸気、軽油蒸気を凝縮させ、
第2のガス冷却器から出たガスを軽油スクラバーに導入し、軽油スクラバーの塔内ガス流速を0.5〜1.5m/sとし、洗浄油の温度をガス温度よりも2〜3°C高く保ち、かつ、気液比を1.0〜3.0L/Nm3としてガスを洗浄油と接触させることにより、ガスに含有するベンゼン、トルエン、キシレン等の軽油分を洗浄油に吸収させ、
さらに、第1のガス冷却器及び第2のガス冷却器の凝縮・捕集物を排出し、その凝縮・捕集物から水分を分離し、得られたチャー、タール、軽油等の可燃物を熱分解炉に戻して再度熱分解してガス化させる、又は、熱分解炉に熱源を供給するための燃料として利用することを特徴とするガス化ガスの精製方法。
IPC (6件):
C10K 1/02
, C10J 3/00
, C10K 1/04
, C10K 1/10
, C10K 1/18
, C10K 1/32
FI (6件):
C10K1/02
, C10J3/00 F
, C10K1/04
, C10K1/10
, C10K1/18
, C10K1/32
Fターム (13件):
4H060AA01
, 4H060BB03
, 4H060BB22
, 4H060BB23
, 4H060BB24
, 4H060BB25
, 4H060DD12
, 4H060DD13
, 4H060DD21
, 4H060DD24
, 4H060FF03
, 4H060FF06
, 4H060FF07
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)
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