特許
J-GLOBAL ID:200903052678591527

筒内噴射式エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-269684
公開番号(公開出願番号):特開平11-107759
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 ピストン上面での燃料の反射を利用して常に良好な成層燃焼を確保することのできる簡単な構成の筒内噴射式エンジンの燃焼室構造を得ること。【解決手段】 筒内噴射式エンジンは、ペントルーフ型の燃焼室を有するシリンダヘッドと平面を基本形状としたピストンヘッドを有するピストンとを有する。また、シリンダヘッドにピストンに向けてシリンダ軸方向に燃料噴射する噴射手段と、吸気手段側からシリンダ軸芯方向に対して斜めに突出する点火プラグとを有している。また、ピストンヘッドには、噴射手段の中心軸と同軸上位置を中心として開口するキャビティを凹設している。キャビティは、その中央部にて中心が噴射中心軸とほぼ同軸上に位置し燃焼室天井部側に突出する凸起部と、凸起部の周縁部に縦断面形状が略円弧形状をなすように形成された円周溝部とを有する。
請求項(抜粋):
ペントルーフ型に形成された燃焼室天井部を有するシリンダヘッドと、平面を基本形状とするピストンヘッドを有するピストンと、前記燃焼室天井部の中央寄り位置に配置され、所定タイミングでシリンダ軸方向に燃料を噴射するインジェクタと、前記ピストンヘッドにおいて、前記インジェクタの噴射中心軸とほぼ同軸上の位置を中心点として略真円形状に開口したキャビティと、前記燃焼室天井部の吸気側から前記燃焼室内へ前記シリンダ軸方向に対して斜め方向に突出して設けられ、前記ピストンが略上死点位置にある際に前記キャビティの内方上部位置でかつ前記キャビティの中心から吸気側へ偏位した位置に着火部を有する点火プラグと、を具備し、前記キャビティは、該キャビティの中央部が前記燃焼室天井部側に突出した凸起部と、該凸起部の周縁部に縦断面形状が略円弧形状をなすように凹設された円周溝部と、を有することを特徴とする筒内噴射式エンジン。
FI (2件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
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