特許
J-GLOBAL ID:200903052738505323

波長多重光増幅伝送システム及び光増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-216853
公開番号(公開出願番号):特開平11-068703
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 広い信号波長帯域を持ち、容易に形成できる波長多重光増幅伝送システムを提供する。【解決手段】 光増幅器21として高濃度Al添加EDFAを用いることによって、伝送系13の光フィルタ(等化器)22を除く部分に、信号波長帯域とすべき目標波長範囲内に利得ピークを持ち、当該範囲内におけるその利得ピークを軸とした対称性が悪い利得波長特性を持たせる。そして、光フィルタ22として、目標波長範囲内に損失が最大となる損失最大波長があり、その目標波長範囲内において損失最大波長からの隔たりが大きくなるに従い損失が単調に減少する損失波長特性を持つ光フィルタであって、損失波長特性を加算した特性が、前記した利得波長特性と相対的に値が一致する損失波長特性が与えられた光フィルタを備える。
請求項(抜粋):
波長が互いに異なる複数の光信号を多重化して送信するための光送信端局と、複数の光増幅器と複数の光フィルタとそれらを縦列接続する伝送路と、前記伝送路を介して前記送信局が送信した前記複数の光信号を受信する光受信端局とを備え、前記複数の光増幅器は、前記複数の光信号の全ての波長が含まれる波長範囲に利得が最大となる利得最大波長値があり、かつ、前記波長範囲において前記利得最大波長値からの隔たりが大きくなるに従い利得が単調に減少する利得波長特性であって、前記利得最大波長値を軸とした利得波長特性が非対称な利得波長特性を有し、前記複数の光フィルタのそれぞれは、前記波長範囲内に損失最大波長値を有し、かつ、前記波長範囲において前記損失最大波長値からの隔たりが大きくなるに従い損失が単調に減少する損失波長特性を有し、少なくとも2つの異なる損失波長特性を有する前記複数の光フィルタの損失波長特性を加算することによって得られる損失波長特性と前記複数の光増幅器の利得波長特性とが前記波長範囲において相対的に値が一致していることを特徴とする波長多重光増幅伝送システム。
IPC (6件):
H04J 14/00 ,  H04J 14/02 ,  G02B 6/00 306 ,  H01S 3/10 ,  H04B 10/17 ,  H04B 10/16
FI (4件):
H04B 9/00 E ,  G02B 6/00 306 ,  H01S 3/10 Z ,  H04B 9/00 J
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平4-147114
  • 光伝送路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-001646   出願人:国際電信電話株式会社
  • 光増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-206125   出願人:三星電子株式会社
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