特許
J-GLOBAL ID:200903052746091228

沈降炭酸カルシウム/ケイ素化合物複合顔料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-500620
公開番号(公開出願番号):特表2003-535184
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】沈降炭酸カルシウム(OCC)とケイ素化合物との複合顔料の製法が開示される。本発明によって作ったPCC/シリケート複合顔料は優れたかさ、光散乱能、多孔度及び紙に対する印刷性を付与するだけでなく、価格的に競争力もある。該方法は、水性媒質中に懸濁された水酸化カルシウムを含む石灰乳中に二酸化炭素を導入して、炭酸カルシウムを効果的に沈殿させ;炭酸カルシウム沈殿反応が完了のほぼ90ないし100%以内まで進行した時に水性媒質中に可溶性シリケート化合物を導入し;そして前記可溶性シリケート化合物および沈降炭酸カルシウムを含有する水性媒質中に、前記沈降炭酸カルシウム上に不溶性ケイ素化合物を沈殿させて複合顔料を得るのに有効な時間の間、二酸化炭素を導入する工程を含み、この場合に水性反応媒質は、前記時間内の20°C未満のシリケート沈殿時間中に最大の温度差を有する。
請求項(抜粋):
(a) 水性媒質中に懸濁された水酸化カルシウムを含む石灰乳を供給し; (b) 該石灰乳中に、該水酸化カルシウムと該二酸化炭素との反応生成物として炭酸カルシウムを沈殿させるのに有効な二酸化炭素を導入することによって炭酸カルシウム沈殿反応を誘導させ; (c) 工程(b)の該炭酸カルシウム沈殿反応が完了のほぼ90ないし100%以内に進行した時点に、該水性媒質中に可溶性シリケート化合物を導入し;そして (d) 前記可溶性シリケート化合物及び沈降炭酸カルシウムを含有する該水性媒質中に、前記沈降炭酸カルシウム上に不溶性ケイ素化合物を沈殿させるのに有効な時間の間、二酸化炭素を導入して複合顔料を生成させる工程を含み、この場合に該水性反応媒質が、前記時間内の20°C未満の該シリケート沈殿期間中に最大温度差を有する複合顔料の製法。
IPC (3件):
C09C 1/02 ,  C01F 11/18 ,  C09C 3/06
FI (4件):
C09C 1/02 ,  C01F 11/18 C ,  C01F 11/18 G ,  C09C 3/06
Fターム (21件):
4G076AA16 ,  4G076AB06 ,  4G076BA34 ,  4G076BA50 ,  4G076BC02 ,  4G076BF05 ,  4G076BF08 ,  4G076CA02 ,  4G076CA21 ,  4G076CA26 ,  4G076CA28 ,  4G076CA29 ,  4G076DA15 ,  4J037AA10 ,  4J037CA07 ,  4J037CA25 ,  4J037DD02 ,  4J037DD07 ,  4J037EE03 ,  4J037EE35 ,  4J037EE43
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (21件)
全件表示

前のページに戻る