特許
J-GLOBAL ID:200903052771653320

適応識別の方法と装置および、そのような方法を用いた適応反響消去器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-087340
公開番号(公開出願番号):特開2000-323962
出願日: 2000年03月27日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 入力信号xtと観測信号ytとを受信し、その成分の一つは、入力信号に対するシステムの応答であるような装置を提供する。【解決方法】 式et=yt-XtTHt-1に従って時間tにおいて誤り信号etを決定し、ここでHt-1は、システムのインパルス応答の代表的有限インパルス応答とXtT=(xt,xt-1,・・・,xt-L+1)とを持つ識別フィルタ(18)のL個の係数から成るベクトルである。入力信号の予測分析は、入力信号のフレームに与えられる計算によって実行される。識別フィルタのL個の係数は、ベクトルHt-1へ{et/(XtTUt+λ)}Utに比例するベクトルを加算することによって適応され、ここで、Utは、時間tと前のL-1個の時間とにおいて入力信号の予測残余物のL個の値から成るベクトルであり、λは正もしくはゼロの係数である。
請求項(抜粋):
一方で入力信号を、他方で一部が上記入力信号への応答である観測信号を受信する段階と、式et=yt-XtTHt-1に従って、時間tの時に誤り信号etを決定する段階と、入力信号と誤り信号とを考慮して識別フィルタのL係数を適応させる段階とを備え、ytは、時間tのときの観測信号の値を表しており、Ht-1は、システムのインパルス応答の典型的な有限インパルス応答を持つ識別フィルタ(18)のL係数からなる列ベクトルであり、XtT=(xt,xt-1,・・・,xt-L+1)は、時間tと先立つ時間L-1において入力信号の値xt,xt-1,・・・,xt-L+1からなる行ベクトルである、入力信号に対するシステム(10)の応答を推測するための適応識別方法において、上記入力信号の予測パラメータが獲得され、その際に入力信号の連続的なフレーム上の予測残余物のエネルギーは、最小化され、識別フィルタのL係数は、{et/(XtTUt+λ)}Utに比例する列ベクトルHt-1に加えられることで適応させられ、ここでUtは、時間tと先立つ時間L-1とにおいて入力信号の予測残余物のL値からなる列ベクトルであり、λは、正またゼロの係数であることを特徴とする方法。
IPC (5件):
H03H 21/00 ,  G10K 15/00 ,  G10L 21/02 ,  H04B 3/23 ,  H04R 3/02
FI (6件):
H03H 21/00 ,  H04B 3/23 ,  H04R 3/02 ,  G10K 15/00 L ,  G10L 3/02 301 F ,  G10L 9/14 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
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