特許
J-GLOBAL ID:200903052789025288

微細粉粒体のもれ防止用シール材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 西教 圭一郎 ,  杉山 毅至 ,  廣瀬 峰太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-071666
公開番号(公開出願番号):特開2006-249383
出願日: 2005年03月14日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 微細粉粒体に対するシールを確実に行い、しかも当接負荷を軽減することができるようにする。【解決手段】 (a)に示すように、パイル3の先端が現像ローラ6の外周面6aに当接する状態で当接荷重によって傾斜している方向にさらに傾斜すると、隣接する配列方向2aのパイル3に接触し、接触部分で微細粉粒体に対する高密度のシールを行うことができる。(b)に示す使用状態では、現像ローラ6の回転の回転方向6bに対し、パイル3の配列方向2aが予め定める角度θよりも大きな角度φをなすように、製織方向を回転方向6bに対して傾斜させる。パイル3の傾きによって、微細粉粒体であるトナー8が回転の軸線7a方向に、微細粉粒体もれ防止用シール材1を越えて移動しようとしても、パイル3の傾斜で軸線5a方向の逆方向に案内され、もれを防ぐことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
微細粉粒体を担持する回転体の外周面にパイルを摺接させながら軸線方向へのもれを防ぐ微細粉粒体のもれ防止用シール材であって、 多数の微細長繊維を束ねて構成されるパイル糸が基布の表面に切断された状態で立設されるカットパイル織物を主体とし、 カットパイル織物は、地糸の経糸または緯糸の径がパイル糸の径よりも細くされており、経糸と緯糸の径が同じ、もしくは経糸と緯糸が異なる径を用いてパイル織りされた織物であり、 パイル糸は、基布の製織方向の少なくとも一方に平行な方向に沿うように配列され、該基布の表面に対して、該配列の方向から予め定める角度θだけ開く方向に傾斜する斜毛状態で、パイル糸を構成する多数の微細長繊維が分離してパイルが形成され、かつパイル間のピッチが狭められるように毛羽立たされており、 使用状態では、回転体の回転方向に対し、該配列の方向が該予め定める角度θよりも大きな角度φをなすように、該配列の方向を該接線方向に対して傾斜させることを特徴とする微細粉粒体のもれ防止用シール材。
IPC (3件):
C09K 3/10 ,  D03D 27/00 ,  G03G 15/08
FI (3件):
C09K3/10 Z ,  D03D27/00 A ,  G03G15/08 505C
Fターム (13件):
2H077AD02 ,  2H077AD06 ,  2H077CA12 ,  4H017AA14 ,  4H017AC16 ,  4H017AE05 ,  4L048AA21 ,  4L048AA24 ,  4L048AA27 ,  4L048AB07 ,  4L048BA23 ,  4L048DA24 ,  4L048EB03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (8件)
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