特許
J-GLOBAL ID:200903052956584189

灰溶融炉と灰の溶融固化装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262057
公開番号(公開出願番号):特開平10-099818
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 灰中に含まれる塩素、ナトリウムまたはカリウムなどの低沸点化合物に起因する溶融炉を構成する耐火剤の侵蝕減肉防止と煙道部への低沸点化合物の凝縮付着による閉塞トラブルを防止すること。【解決手段】 灰ホッパ2より溶融炉3内に導入された灰をバーナ5により加熱し、表面より溶融する。灰層4表面の溶融灰は灰層斜面を流下して羽口18より滴下し、スラグ水槽6に入り、急冷、水砕される。燃焼ガスは煙道7、8、ガス冷却塔9、空気予熱器10、バグフィルタ11を経て排煙される。灰供給孔19とバーナ5の火炎で囲まれた炉内空間には、循環流29が生じていて、灰層4の表面より揮散したガスは、循環域29に滞留し、抜出し管20より常時、燃焼ガス量の数%〜数十%程度が抜き出される。一方、煙道7を通じて排出される燃焼排ガス中には極く少量の揮散ガスが含まれるのみであり、煙道7以下のガス流路の閉塞、伝熱管の腐食、耐火材の侵蝕といったトラブルは大幅に軽減される。
請求項(抜粋):
灰を供給した側と灰が溶融流下する側とを、加熱熱源より発生するガス流により流体的に分断し、灰を供給した側に流体的にほぼ閉鎖された循環ガス流領域を形成させ、この実質的に閉鎖された循環流ガス領域にガス抜出し管を設けて循環ガスを抜き出すと共に、灰を供給した側と反対側に加熱熱源から発生する高温ガスを抜き出す出口部を設けたことを特徴とする灰溶融炉。
IPC (5件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  F23J 1/00 ,  F27D 17/00 104 ,  F27D 17/00
FI (5件):
B09B 3/00 303 L ,  F23J 1/00 B ,  F27D 17/00 104 G ,  F27D 17/00 104 D ,  B09B 3/00 ZAB
引用特許:
審査官引用 (5件)
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