特許
J-GLOBAL ID:200903052964027418

レーダ装置、レーダ信号処理器およびレーダ装置動作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-285319
公開番号(公開出願番号):特開2007-093480
出願日: 2005年09月29日
公開日(公表日): 2007年04月12日
要約:
【課題】レーダ装置使用中の経時変化、温度変化に起因する性能低下を効果的に補償するための構成を、車両への影響や、装置自身の大型化、複雑化、コスト増を局限しつつ実現すること。【解決手段】位相差/利得差検出部33は、受信デジタル信号間に生ずる位相差/利得差を受信系ごとに検出する。初期位相差/初期利得差記憶部34は、受信系を構成する構成品の特性バラツキに起因して受信デジタル信号間に生ずる受信系ごとの位相差/利得差を初期位相差/初期利得差として予め記憶する。位相差/利得差補正量算出部37は、初期位相差/初期利得差と運用時に出力される位相差/利得差とに基づいて生成される位相差補正信号38/利得差補正信号39を位相/利得演算処理部31に出力する。位相/利得演算処理部31は、位相差補正信号38/利得差補正信号39に基づいて測角信号処理部32への出力信号を補正する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
送信アンテナを有し、生成した送信信号を送信波として該送信アンテナから空間に放射する送信部と、空間に放射された前記送信波の目標物からの反射波を受信する複数の受信アンテナを有し、該受信アンテナが受信した受信信号を所定の周波数帯にダウンコンバートした後にデジタル信号に変換して出力する受信系を該受信アンテナごとに具備する受信部と、該受信部の複数の受信系から出力される受信デジタル信号に基づいて該目標物の方位情報を算出する測角信号処理部を具備する信号処理部と、を備えたレーダ装置において、 前記信号処理部は、 前記複数の受信系から出力される受信デジタル信号に対して位相回転演算処理および利得調整演算処理を施した信号をそれぞれ生成して前記測角信号処理部に出力する位相/利得演算処理部と、 前記受信デジタル信号間に生ずる位相差/利得差を前記受信系ごとに検出する位相差/利得差検出部と、 前記受信系を構成する構成品の特性バラツキに起因して前記受信デジタル信号間に生ずる該受信系ごとの位相差/利得差を初期位相差/初期利得差として、予め記憶する初期位相差/初期利得差記憶部と、 前記初期位相差/初期利得差記憶部に記憶された受信系ごとの初期位相差/初期利得差と、運用時に前記位相差/利得差検出部から出力された該受信系ごとの位相差/利得差と、に基づいて位相差補正信号/利得差補正信号を生成出力する位相差/利得差補正量算出部と、 を備え、 前記位相差補正信号および前記利得差補正信号は前記位相/利得演算処理部に入力され、前記測角信号処理部への出力信号が該位相差補正信号および該利得差補正信号に基づいて補正されることを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 7/40 ,  G01S 13/42
FI (2件):
G01S7/40 C ,  G01S13/42
Fターム (11件):
5J070AC13 ,  5J070AD02 ,  5J070AD08 ,  5J070AD09 ,  5J070AF03 ,  5J070AH31 ,  5J070AH33 ,  5J070AH34 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK04 ,  5J070AK32
引用特許:
出願人引用 (9件)
全件表示
審査官引用 (7件)
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-142553   出願人:株式会社東芝
  • DBFレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-351756   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 電波距離計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-132771   出願人:株式会社トキメック
全件表示

前のページに戻る