特許
J-GLOBAL ID:200903053008664538

レーザ距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034813
公開番号(公開出願番号):特開平10-020035
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡単な方法で、信号変化の結果生じる走行時間測定誤差の信頼性のある補償を、確実に常時行うレーザ距離測定装置を提供する。【解決手段】 レーザ距離測定装置は、パルスレーザ11と、光偏向装置と、オプトエレクトロニクス光検出器23を有する光検出装置22と、電子制御評価システム10とを有する。物体の距離を表す検知信号が、光パルスの発射と受光との間の時間から、光速を考慮してパルス走行時間法により判定される。電子制御評価システムは、光パルスの受光中に光検出器を流れる全電荷量を測定するとともに受光パルスのパルス幅を測定する手段を含む。補償は、反射率が異なるとともに光偏向装置15から所定の距離に配置されている基準物体に対して測定された電荷やパルス幅及びパルス走行時間に対して電子制御評価システムによって測定された対応する修正値に基づいている。
請求項(抜粋):
パルスレーザ(11)と、光偏向装置(15)と、オプトエレクトロニクス光検出器(23)を有する光検出装置(22)と、電子制御評価システム(10)とを有するレーザ距離測定装置であって、パルスレーザ(11)が制御されて光パルス(12)を発射し、発射される次の光パルス(12)が光偏向装置(15)によって偏向されて角度が変化して測定領域(13)へと入り、測定領域(13)に配置された物体(14)から反射されて戻る光パルス(12’)が光検出装置(22)によって受光され、光偏向装置(15)からの物体(14)の距離を表す検知信号が光パルス(12,12’)の発射及び受光間の時間から光速を考慮してパルス走行時間方法により電子制御評価システム(10)において見いだされ、信号変化の結果として現れる走行時間測定誤差に対して補償も行われるレーザ距離測定装置であって、電子制御評価システム(10)は、光パルス(12’)の受光中に光検出器(23)を流れる全電荷量を測定するとともに受光パルス(12’)のパルス幅を測定する手段(C,36,37;34,38)を含み、信号変化の結果として生じる走行時間誤差の補償は、少なくとも1つの基準物体(86)に対して測定された電荷やパルス幅及びパルス走行時間の結果として電子制御評価システム(10)によって測定される対応する修正値に基づいて、測定された電荷やパルス幅に依存して行われ、基準物体(86)は、光偏向装置(15)から画定された距離に配置されるとともに異なる反射率を有することを特徴とするレーザ距離測定装置。
IPC (3件):
G01S 17/10 ,  G01S 7/40 ,  G01S 7/48
FI (3件):
G01S 17/10 ,  G01S 7/40 C ,  G01S 7/48 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • レーザー範囲検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-308273   出願人:エルヴィンズィックゲーエムベーハーオプティーク-エレクトロニーク
  • 車両用レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-039898   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭52-092743
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