特許
J-GLOBAL ID:200903053048575066

液圧式車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-229065
公開番号(公開出願番号):特開平7-081543
出願日: 1993年09月14日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ブレーキランプ点灯用のブレーキランプスイッチを利用して、無効ストロークや制動間隙に拘らず、制動初期の応答性を高める。【構成】液圧マスタシリンダ2とキャリパボディ4a,4b,5a,5bとをつなぐ液圧配管3a,3bに、連絡配管15を介してアキュームレータ16を接続し昇圧した作動液の一部を貯留する。第1連絡配管15aに一方向弁17を介装し、液圧マスタシリンダの作動液をアキュームレータへ流通できるようにする。第2連絡配管15bに切換弁18を介装する。切換弁とブレーキランプスイッチ19とを電気配線20にて接続し、リレー21がブレーキランプスイッチ19の点灯信号を受けると、切換弁が開弁し、アキュームレータの作動液が、液圧室13へ入り、ピストン10とディスクロータ8との間の制動間隙を埋める。次に、液圧マスタシリンダの昇圧した作動液が各液圧室へ入り、通常の制動作用を行なう。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルやブレーキレバー等のブレーキ操作子にて作動する液圧マスタシリンダと、ディスクブレーキのキャリパボディやドラムブレーキのホィールシリンダ等のアクチュエータとを液圧配管にて連結し、前記液圧マスタシリンダで昇圧した作動液を、前記アクチュエータへ供給して制動作用を行なう液圧式車両用ブレーキ装置において、前記液圧マスタシリンダから供給される昇圧した作動液の一部を一時貯留するアキュームレータと、該アキュームレータと前記液圧配管とをつなぐ第1及び第2連絡配管と、該第1連絡配管に介装され、前記液圧マスタシリンダからの作動液をアキュームレータへ流入させる一方向弁と、前記第2連絡配管に介装され、非制動操作時に該第2連絡配管を閉路する切換弁と、該切換弁とブレーキランプスイッチとを電気的に接続するリレーとを備え、該リレーは、ブレーキランプスイッチの点灯信号を受けて、前記切換弁を一定時間開作動するものであることを特徴とする液圧式車両用ブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 13/14 ,  B60T 13/68
引用特許:
審査官引用 (3件)

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