特許
J-GLOBAL ID:200903053142889350

スパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-157846
公開番号(公開出願番号):特開平11-354251
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 Irを主成分とするIr合金チップと接地電極とをレーザ溶接により溶融接合してなるスパークプラグにおいて、熱応力に対する接合信頼性の高い溶融部構成を提供する。【解決手段】 Ir合金チップ52は、レーザ溶接によってNi基合金よりなる接地電極4のうち中心電極3と対向する対向部4b側面4cに接合され、IrとNiを含む合金からなる溶融部70は、接合界面60を挟んでチップ52内及び接地電極4内の両側に渡って溶け込んで形成されている。接合界面60の最大寸法をA、最大寸法Aのうち溶融部70の占める長さをB、接合界面60から突出するチップ52の突出長さをt、突出長さtと溶融部70の接合界面60から接地電極4への最大溶け込み長さとの合計長さをdとしたとき、B/A≧0.5、且つ2≦d/t≦4の関係が成立している。
請求項(抜粋):
中心電極(3)と、前記中心電極(3)を絶縁保持する取付金具(1)と、前記取付金具(1)に固定され、前記中心電極(3)に放電ギャップ(6)を隔てて対向する対向部(4b)を有する、Ni基合金よりなる接地電極(4)とを備え、前記接地電極(4)の対向部(4b)に、Ir合金よりなるチップ(52)が接合されているスパークプラグにおいて、溶融されたNi及びIrを含む合金よりなる溶融部(70)は、前記チップ(52)内から、前記チップ(52)と前記接地電極(4)とが対面する接合界面(60)を介して、前記接地電極(4)内に溶け込んで形成されており、前記接合界面(60)の前記中心電極(3)側端部(61)と、前記溶融部(70)の前記接合界面(60)における前記中心電極(3)とは反対側端部(72)とを結ぶ直線の最大寸法をAとし、この最大寸法Aのうち前記溶融部(70)の占める長さをBとしたとき、AとBの比B/Aが0.5以上であり、前記接合界面(60)から突出する前記チップ(52)の突出長さをtとし、この突出長さtと前記溶融部(70)の前記接合界面(60)から前記接地電極(4)への最大溶け込み長さとの合計長さをdとしたとき、dとtの比d/tが2以上4以下であることを特徴とするスパークプラグ。
IPC (3件):
H01T 13/32 ,  H01T 13/20 ,  H01T 13/39
FI (3件):
H01T 13/32 ,  H01T 13/20 B ,  H01T 13/39
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る