特許
J-GLOBAL ID:200903053152553171

シールド工法における地山の安定化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-103326
公開番号(公開出願番号):特開2005-290687
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】シールド掘進機外周囲の地山の安定化を図り得るとともに、セグメントで覆工体を形成した後には、覆工体外周囲の地山の安定化が図れるシールド工法における地山安定化方法を提供する。【解決手段】シールド掘進機の本体外周部に設けた注入孔から、該本体と該掘削孔20との間の空隙内に充填材を先行注入して、該掘進機本体外周部の地山8を安定化させる充填材注入工程と、該セグメント22の注入孔から裏込め材44を注入して該充填材を該裏込め材44に置換して該セグメント22の外周囲の地山8を安定化させる裏込め材注入工程とを有する。該充填材には、加水によってゲル化して1000〜12000cPの粘度を発現するとともに、分散剤の添加により解ゲルする吸水性樹脂を用いる。充填材注入時には加水してゲル状にした充填材を注入する一方、裏込め材注入時にはこれに先立って該セグメント22の注入孔から分散剤を注入して解ゲルさせておく。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シールド掘進機で形成した掘削孔の内周面をセグメントで覆い、該セグメントに形成してある裏込め材注入孔から該セグメントと該掘削孔との間の空隙に裏込め材を充填して地山を安定化させるようにしたシールド工法における地山の安定化法であって、 該シールド掘進機の本体外周部に設けた充填材注入孔から、該本体と該掘削孔との間に生じた空隙内に充填材を先行させて注入し、該シールド掘進機本体外周部の地山を安定化させる充填材注入工程と、 該セグメントの注入孔から裏込め材を注入して該充填材を該裏込め材に置換し、該裏込め材で該セグメントの外周囲の地山を安定化させる裏込め材注入工程とを有し、 該充填材には、加水によってゲル化して1000〜12000cPの粘度を発現するとともに、分散剤の添加により解ゲルする吸水性樹脂を用い、該充填材の注入時には加水してゲル状になした充填材を注入する一方、裏込め材の注入時にはこれに先立って該セグメントの注入孔から分散剤を注入して解ゲルさせる、 ことを特徴とするシールド工法における地山安定化方法。
IPC (2件):
E21D9/06 ,  E21D11/00
FI (2件):
E21D9/06 301K ,  E21D11/00 A
Fターム (15件):
2D054AC02 ,  2D054AD19 ,  2D054AD22 ,  2D054BA02 ,  2D054CA03 ,  2D054DA02 ,  2D054DA03 ,  2D054DA17 ,  2D054FA02 ,  2D055BA01 ,  2D055CA01 ,  2D055JA00 ,  2D055KB01 ,  2D055KB11 ,  2D055LA14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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