特許
J-GLOBAL ID:200903053272910270

超音波探触子及びその製造方法並びにその超音波探触子を用いた超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-255054
公開番号(公開出願番号):特開平11-089835
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 超音波探触子において、使用周波数帯域を広くして超音波診断の効率を向上する。【解決手段】 超音波を打ち出すと共にその反射波を受信する振動子1の前面側に被覆され被検体の生体組織との間の音響インピーダンスのマッチングをとる音響整合層3を、その音響インピーダンスが上記振動子1側から被検体側に向けて厚さ方向に連続的に変化する構造に形成したものである。これにより、従来においては特定の周波数に対してのみ効率的に超音波が送受波されるように音響整合層3の条件が決められていたのを、ある拡がりを有する周波数帯域に対して効率的に超音波が送受波でき、使用周波数帯域を広くすることができる。したがって、従来は専用に使用していた低周波数用、高周波数用、ドップラ用などの複数の超音波探触子の機能を1本で実現できるため、超音波探触子の付け換えを要さず、超音波診断の効率を向上することができる。
請求項(抜粋):
超音波を打ち出すと共にその反射波を受信する振動子と、この振動子の電極に接続されたケーブルと、上記振動子の前面側に被覆され被検体の生体組織との間の音響インピーダンスのマッチングをとる音響整合層とを有して成る超音波探触子において、上記音響整合層は、その音響インピーダンスが厚さ方向に連続的に変化する構造に形成したことを特徴とする超音波探触子。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/24 ,  H04R 17/00 330
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/24 ,  H04R 17/00 330 J
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 音響レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-260780   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭56-018851
  • 超音波探触子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-324620   出願人:松下電器産業株式会社
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 医用超音波機器ハンドブック

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