特許
J-GLOBAL ID:200903053311866704

能動騒音制御装置付き防音壁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073061
公開番号(公開出願番号):特開平10-268873
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】音源が複数個ある場合でも効果的に騒音を低減可能な能動騒音制御装置付き防音壁を提供する。【解決手段】前記目的を達成するために、本発明は、能動騒音制御装置を構成する前記のリファレンスマイクロホンとスピーカとエラーマイクロホンを、防音壁に騒音の伝播方向と交差する2つの防音壁を設けて、2つの防音壁のうち音源側の第1の防音壁の上端エッジに騒音を検出するリファレンスマイクロホン、もう一方の第2の防音壁の上端エッジに消音効果を確認するエラーマイクロホンを設け、2つのマイクロホンの間にスピーカを配置することを特徴とする。【効果】高速道路や鉄道などの移動する音源からの交通騒音などに対して、特に低周波での騒音を低減し、高い周波数で効果のある吸音材などを用いた従来の防音壁との組み合わせにより、全周波数帯域での騒音低減が可能となる。
請求項(抜粋):
騒音源の騒音情報を検出する第1の検出手段と、前記騒音源からの伝播音波に対して逆位相で且つ同一音圧の音波を前記付加音を発生させる付加音発生手段と、前記騒音源からの伝播音波との音波干渉による消音効果を検出する第2の検出手段を備えた能動騒音制御装置付き防音壁において、前記第1の検出手段は、二次元の平面的な広がりを持つ第1の壁体の端部のエッジ近傍に設け、前記第2の検出手段は、前記第1の壁体に対して騒音源の反対側に設けた第2の壁体の端部のエッジ近傍に設け、前記付加音発生手段は前記第1の壁体と前記前記第2の壁体の間に設けることを特徴とする能動騒音制御装置付き防音壁。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  E04B 1/86 ,  G10K 11/16 ,  H03H 17/02 601
FI (4件):
G10K 11/16 H ,  E04B 1/86 T ,  H03H 17/02 601 M ,  G10K 11/16 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 能動制御形遮音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-262298   出願人:中部電力株式会社, 株式会社熊谷組
  • 特開平4-000500
  • 遮音壁を用いた消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-085676   出願人:中部電力株式会社, 株式会社熊谷組

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