特許
J-GLOBAL ID:200903053318686310

シリンダブロックの鋳造方法およびその鋳造品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-245280
公開番号(公開出願番号):特開2001-071117
出願日: 1999年08月31日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】吸引装置等の大がかりな装置を別途用いることなく、溶湯の注入圧力によってプリフォームがキャビティ内で部分的に変形してしまうのを防止する。【解決手段】ボアピン13の外周に、耐摩耗性金属繊維を絡めて所定の体積率を有する円筒状のプリフォーム4が嵌合される。ジャーナル部3a〜3eの形成位置に設定された溶湯給路路14a、14bからキャビティ15内に溶湯が供給されて、シリンダボア内周面部分がプリフォーム4によって構成される。ボアピン13に嵌合された剛性部材16,21あるいは31によって、プリフォーム4のうちジャーナル部3a〜3e付近が部分的に拡径変形されてしまう事態が防止される。プリフォーム4のうち、溶湯供給部分に近い部分のみ体積率を小さく(空隙率を大きく)することにより溶湯の浸透が容易に行われるようにして、上記拡径変形を防止することもできる。溶湯供給位置を、14xのように、プリフォーム4の外周囲に位置するように設定して、溶湯圧力でもってプリフォーム4を圧縮する方向に押圧することで、上記拡径変形を防止することもできる。
請求項(抜粋):
所定の体積率を有する円筒状のプリフォームを型内のキャビティにセットし、該キャビティ内に溶湯を注入して、該プリフォームが鋳ぐるまれたシリンダブロックを鋳造するシリンダブロックの鋳造方法において、前記プリフォームのうち、溶湯が注入される側に対応する特定部分が他の部分に比して剛性が大きくされている、ことを特徴とするシリンダブロックの鋳造方法。
IPC (4件):
B22D 19/00 ,  B22D 17/00 ,  B22D 19/08 ,  F02F 1/00
FI (4件):
B22D 19/00 F ,  B22D 17/00 B ,  B22D 19/08 E ,  F02F 1/00 C
Fターム (12件):
3G024AA25 ,  3G024AA26 ,  3G024BA02 ,  3G024DA19 ,  3G024EA01 ,  3G024FA01 ,  3G024FA06 ,  3G024GA02 ,  3G024GA10 ,  3G024GA36 ,  3G024HA07 ,  3G024HA18
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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