特許
J-GLOBAL ID:200903053345793951

固体酸化物型燃料電池および固体酸化物型燃料電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山川 政樹 ,  黒川 弘朗 ,  山川 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-050760
公開番号(公開出願番号):特開2006-236820
出願日: 2005年02月25日
公開日(公表日): 2006年09月07日
要約:
【課題】空気極の過電圧が増大するのを防ぐことができる固体酸化物型燃料電池および固体酸化物型燃料電池の製造方法を提供する。【解決手段】中間層5に含まれる遷移金属酸化物は、固体電解質に、酸化雰囲気中におけるSOFCの動作温度で極めてわずかに固溶するが、上記遷移金属酸化物は、LaやSrなどのイオン半径の大きな希土類元素を含まない。したがって、ジルコニアとの界面に安定に存在させるために高温の熱処理を行っても、電解質2との間で相互拡散が殆ど生じず、パイロクロアなどの不導体相などが生成されない。このため、上述した中間層5を設けることにより、空気極3の過電圧の増大を防ぐことが可能となる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
電解質層の両面に空気極と燃料極が設けられ、前記電解質層と前記空気極との間に中間層を有する固体酸化物型燃料電池において、 前記電解質層は、稀土類添加ジルコニアから構成され、 前記空気極は、LaまたはLaおよびSrからなる第1の金属と、Fe,Co,Mn,Niのうち少なくとも何れか1つの元素からなる第2の金属とからなるペロブスカイト構造の金属酸化物から構成され、 前記中間層は、Fe,Co,Mn,Niのうち少なくとも何れか1つの元素を含む酸化物から構成される ことを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (2件):
H01M8/02 E ,  H01M8/10
Fターム (8件):
5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB04 ,  5H026BB08 ,  5H026EE12 ,  5H026EE13 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05
引用特許:
審査官引用 (11件)
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