特許
J-GLOBAL ID:200903053552296380
核酸検出カセット及び核酸検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (22件):
鈴江 武彦
, 蔵田 昌俊
, 河野 哲
, 中村 誠
, 福原 淑弘
, 峰 隆司
, 白根 俊郎
, 村松 貞男
, 野河 信久
, 幸長 保次郎
, 河野 直樹
, 砂川 克
, 勝村 紘
, 橋本 良郎
, 風間 鉄也
, 河井 将次
, 佐藤 立志
, 岡田 貴志
, 堀内 美保子
, 竹内 将訓
, 市原 卓三
, 山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-070976
公開番号(公開出願番号):特開2008-263959
出願日: 2008年03月19日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】 核酸増幅及びその他の必要な処理と標的核酸の検出までを一貫して自動的に処理するのに適する小型閉鎖型の核酸検出カセットを提供するにある。【解決手段】 核酸検出カセットにおいては、加熱処理チャンバと送液流路とが固定部材及び可撓性部材により構成されている核酸検出カセットにおいて、加熱処理チャンバの両側から凸状加熱部が挟み込むことにより、加熱処理チャンバと送液流路とを空間的に分離する。従って、対象サンプルの核酸増幅及びその他の必要な処理と標的核酸の検出までの一貫した処理を自動的に行うことが出来る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
表面及びこの表面に対向する対向面を有し、剛性を有する材料で作られ、第1の貫通孔(S)、第2の貫通孔(S)、前記表面に形成された第1の溝(S1)と、前記表面に形成された第1の溝(S2)、及び前記対向面に設けられた第2の溝(S)を有するプレート状部材と、
前記表面及び対向面を覆う第1並びに第2のシート状部材と、
前記プレート状部材に形成され、気体圧力を供給するポンプ部と、
前記第1の貫通孔が前記第1並びに第2のシート状部材によって閉じられることによって定められ、前記ポンプ部に連通し、核酸サンプルを保持するサンプル・チャンバ部と、
前記プレート状部材に形成され、前記サンプル・チャンバ部に連通し、前記核酸サンプルを受け、前記核酸サンプルから標的核酸を検出する検出部と、
前記検出部と前記ポンプ部を連通する還流流路と、
前記第1の溝(S1)が前記第1のシート状部材によって覆われることによって定められる第1の流路(1S1)と、
前記第1の溝(S2)が前記第1のシート状部材によって覆われることによって定められる第1の流路(1S2)と、
前記第2の溝(S)が前記第2のシート状部材によって覆われることによって定められる第2の流路(2S)と、
前記第2の貫通孔(S)が前記第1のシート状部材及び前記第2のシート状部材によって覆われることによって定められる第3の流路(3S)と、
を具備する核酸検出カセットにおいて、
前記ポンプ部、前記サンプル・チャンバ部、及び前記検出部は、環状に連通しており、
前記サンプル・チャンバ部には前記第1の流路(1S1)及び前記第2の流路(2S)が接続し、
前記第2の流路(2S)には前記第3の流路(3S)が接続し、
前記第3の流路(3S)には前記第1の流路(1S2)が接続し、
前記サンプル・チャンバ部で、前記第1の流路(1S1)から、前記ポンプ部が供給した気体圧力が与えられることによって、前記サンプル・チャンバ部内に保持されている前記核酸サンプルが、前記第2の流路(2S)、前記第3の流路(3S)及び前記第1の流路(1S2)を通って吐出され、
前記気体圧力は、前記還流流路を通って前記検出部から前記ポンプ部へ還流することを特徴とする核酸検出カセット。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
4B029AA07
, 4B029CC01
, 4B029FA15
引用特許:
出願人引用 (7件)
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特開平3-7571号公報
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核酸検出カセット及び核酸検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-078403
出願人:株式会社東芝
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反応装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-085954
出願人:東芝テック株式会社, 株式会社東芝
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