特許
J-GLOBAL ID:200903053615331327
ベニクスノキタケの培養方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-276310
公開番号(公開出願番号):特開2008-109929
出願日: 2007年10月24日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】ベニクスノキタケの子実体の培養方法を提供する。【解決手段】この方法は、(a)イーストを含有している培地を5〜35°Cで3〜30日間、発酵させる工程と、(b)発酵した培地に撹拌によって木粉を加える工程と、(c)木粉および培地を容器の中へ入れる工程と、(d)木粉および培地を収容している容器を滅菌する工程と、(e)木粉および培地を収容している滅菌した容器へベニクスノキタケ菌株を接種し、5〜35°Cで培養して、菌糸体を形成させる工程と、(f)ベニクスノキタケ菌糸体を収容している木粉を木材片へ接種する工程と、(g)ベニクスノキタケ菌糸体を接種した木材片を温度が5〜35°Cかつ湿度が65〜85%である環境に配置し、一定期間、培養する工程と、(h)木材片に残る木片を除去し、温度が15〜35°Cかつ湿度が80〜98%である環境に木材片を配置し、一定期間、培養して、ベニクスノキタケの子実体を形成させる工程とを含む。また、ベニクスノキタケ菌糸体の培養方法、ベニクスノキタケの子実体の培養方法、および同じ方法によって培養したベニクスノキタケの子実体も提供する。本発明の方法によって培養したベニクスノキタケの子実体は、厚く、充実しており、トリテルペノイドの含有量は野生のベニクスノキタケと同等である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ベニクスノキタケ菌糸体の培養方法であって、
(a)イーストを含有している培地を5〜35°Cで3〜30日間、発酵させる工程と、
(b)発酵した培地に撹拌によって木粉を加える工程と、
(c)木粉および培地を容器の中へ入れる工程と、
(d)木粉および培地を収容している容器を滅菌する工程と、
(e)木粉および培地を収容している滅菌した容器へベニクスノキタケ菌株を接種し、5〜35°Cで培養して、ベニクスノキタケ菌糸体を得る工程と、からなる培養方法。
IPC (2件):
FI (3件):
C12N1/14 G
, C12N1/14 F
, A01H15/00
Fターム (14件):
2B030AA05
, 2B030CD09
, 2B030CD10
, 4B065AA71X
, 4B065BB02
, 4B065BB03
, 4B065BB14
, 4B065BB29
, 4B065BC01
, 4B065BC03
, 4B065BC32
, 4B065BC33
, 4B065BD43
, 4B065CA44
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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J.Ferment.Bioeng., 1998, Vol.86, No.5, p.472-476
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Biotechnol.Bioeng., 1984, Vol.XXVI, p.188-190
-
農耕と園芸, 1998, Vol.53, No.2, p.210-212
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