特許
J-GLOBAL ID:200903053649015955

移動通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006830
公開番号(公開出願番号):特開平10-210002
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 OFDM信号による通信では、通信フィールド内におけるそれぞれの搬送波の制御が複雑となり、多元接続方式としては実用化されにくい情況にある。CDMAでは、情報を長時間にわたり連続的に伝送する場合は、周波数の利用効率が低下してしまう。【解決手段】 親局からCDMA方式により複数の子局に対して共通のシンボル同期信号を送信し、子局は受信信号をCDMA復号器14で復号し、OFDM同期回路15で送信シンボル同期信号に同期したシンボル同期信号等を生成し、OFDM変調器23、高周波変換器24を通してOFDM信号を送信する。これにより、複数の子局からは同期のとられたOFDM信号が送信され、互いの搬送波に対して直交性が保たれる。また、多元接続におけるアクセスの制御、通常の音声通信はCDMAにより行う。
請求項(抜粋):
固定の親局と、この親局の無線ゾーン内に在圏して移動する一又は複数の子局とからなり、前記子局が前記親局又は親局及び網を介して相手端末と通信する移動通信方式において、前記親局は、少なくとも直交周波数分割多重信号用のシンボル同期信号を全子局共通の拡散符号により拡散して常時送信すると共に、通信する前記子局毎に割り当てた拡散符号により子局対応の制御信号を拡散して無線送信し、前記子局は、前記親局から送信された前記子局毎に割り当てた拡散符号で拡散された信号を復号し、通信しようとする情報の伝送レートを少なくとも含む制御情報及び通信する音声信号の少なくとも一方をその子局に割り当てられた拡散符号を拡散して前記親局に無線送信することで前記親局との多元接続を符号分割多元接続方式により行うと共に、前記親局から送信された前記全子局共通の拡散符号で拡散された信号を復号して得た前記直交周波数分割多重信号用のシンボル同期信号に同期し、かつ、前記直交周波数分割多重信号を構成する多数の搬送波のうち前記親局からの前記制御信号により指示された搬送波を用いて前記親局との間で無線通信することを特徴とする移動通信方式。
IPC (3件):
H04J 13/00 ,  H04B 7/26 ,  H04J 11/00
FI (4件):
H04J 13/00 A ,  H04J 11/00 Z ,  H04B 7/26 P ,  H04B 7/26 N
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る