特許

J-GLOBAL ID：200903053681840003

被覆切削チップ

発明者： 渡辺 潤 ,  矢崎 逸夫 ,  曽根 葉平
出願人/特許権者： 株式会社タンガロイ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-209656
公開番号（公開出願番号）：特開2006-026814
出願日： 2004年07月16日
公開日（公表日）： 2006年02月02日
要約：

【課題】近年、切削加工の高能率化とともに、被覆切削チップは、高速、高送り、高切り込みという過酷な切削条件で使用され、被加工物の難削材化も進んでいる。こうした過酷な切削条件で切削加工または難削材の切削加工を行うと溶着を起こしやすい。そこで、本発明は溶着を起こしにくく耐欠損性に優れた被覆切削チップの提供を目的とする。【解決手段】硬質材料からなる切削チップ基材と、その表面に被覆された厚さ3〜30μmの被覆層とから構成され、切れ刃稜線部およびすくい面の被覆層表面の基準長さ5μmに対する算術平均粗さRaは0.15μm以下であり、切れ刃稜線部およびすくい面の被覆層に存在するクラックの幅は0.10μm以下である被覆切削チップは、耐溶着性、耐欠損性に優れる。

請求項（抜粋）：

硬質材料からなる切削チップ基材と、その表面に被覆された厚さ3〜30μmの被覆層とから構成され、切れ刃稜線部およびすくい面の被覆層表面の基準長さ5μmに対する算術平均粗さRaは0.15μm以下であり、切れ刃稜線部およびすくい面の被覆層に存在するクラックの幅は0.10μm以下である被覆切削チップ。

IPC (1件)：

B23B 27/14

FI (1件)：

B23B27/14 A

Fターム (20件)：

3C046FF02 ,  3C046FF10 ,  3C046FF16 ,  3C046FF25 ,  4K030AA03 ,  4K030AA09 ,  4K030AA14 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030BA02 ,  4K030BA18 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA42 ,  4K030BA43 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030CA17 ,  4K030FA10 ,  4K030JA01

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 切削工具インサートとその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-206476   出願人：サンドビックアクティエボラーグ

審査官引用 (3件)

• 表面被覆焼結合金部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-290062   出願人：東芝タンガロイ株式会社
• 被覆硬質物品とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-335135   出願人：サンドビックアクティエボラーグ
• 被覆されたフライス加工用植刃及びその製造方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平9-520424   出願人：サンドビックアクティエボラーグ(プブル)

引用文献：

審査官引用 (1件)

• 「Al2O3-caoted cemented carbides: optimization of structure, number of layers and type of interlayer