特許
J-GLOBAL ID:200903053761383517

γ,δ-不飽和ケトンの製造法、室温で液状のアルミニウム化合物からなる混合物およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-296700
公開番号(公開出願番号):特開平11-199537
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 簡単に製造可能であり、殆ど副生成物を生じさせず、工業的規模において技術的に簡単に取り扱いできる、γ,δ-不飽和ケトンを製造するための触媒の改善。【解決手段】 アルミニウム触媒として、アセト酢酸アルキルエステルから形成される少なくとも1つの基および1つまたは2つのアルコキシ基、または専ら第二ブタノールまたはイソブタノールでエステル化されたアセト酢酸アルキルエステルから形成される基を有する、室温で安定な液状のアルミニウム化合物またはこのようなアルミニウム化合物の混合物、または専らアセト酢酸アルキルエステルから形成され、かつ少なくとも2つの異なるアルカノールでエステル化されている基を有する、新規のアルミニウム化合物の混合物を使用する。
請求項(抜粋):
一般式I【化1】で表されるγ,δ-不飽和ケトンを、修正されていないかまたは修正されたキャロル反応で、触媒の存在で、一般式II【化2】[式中、R1はHまたは1〜20個のC原子を有する飽和または不飽和の分枝鎖状の炭化水素基を表す]で表されるアリルアルコールと、一般式III【化3】[式中、R2は1〜5個のC原子を有するアルキルを表す]で表されるジケテンまたはアセト酢酸アルキルエステルとの反応により製造する方法において、アルミニウム触媒として、アセト酢酸アルキルエステルから形成された少なくとも1つの基および1つもしくは2つのアルコキシ基を含むか、または専ら第二ブタノールもしくはイソブタノールでエステル化されているか、または少なくとも2つの異なるアルカノールでエステル化されているアセト酢酸アルキルエステルから形成された基を有する、室温で安定な液状のアルミニウム化合物またはこのようなアルミニウム化合物からなる混合物を使用することを特徴とする、γ,δ-不飽和ケトンの製造法。
IPC (5件):
C07C 49/203 ,  B01J 31/14 ,  C07C 45/68 ,  C07F 5/06 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 49/203 E ,  B01J 31/14 X ,  C07C 45/68 ,  C07F 5/06 D ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (12件)
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