特許
J-GLOBAL ID:200903053820538520

固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-124363
公開番号(公開出願番号):特開平11-317327
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 ショートの発生を防止可能で、しかも、十分な静電容量を保持すると共に等価直列抵抗(ESR)を低く維持可能な、バラツキの小さい固体電解コンデンサを製造する。【解決手段】 化成、コンデンサ素子形成に続いて、コンデンサ素子に対して含浸し得る液体の最大容量の75〜85%の範囲内の含浸量で、EDTと酸化剤をコンデンサ素子に含浸する。この含浸は、EDTと酸化剤の混合溶液(重合液)を注入することによって行う。あるいはまた、コンデンサ素子に対してEDTと酸化剤溶液を交互に注入するか、酸化剤溶液とEDTを交互に注入することによって行う。注入は、コンデンサ素子に対してシリンジから液体を吐出する方法で行う。含浸後、重合反応させ、PEDTからなる固体電解質層を生成する。続いて、コンデンサ素子を外装ケースへ挿入し、樹脂封止した後、エージングを行う。
請求項(抜粋):
陽極電極箔と陰極電極箔とをセパレータを介して巻回したコンデンサ素子に、3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDT)と酸化剤とを含浸して化学重合によるポリエチレンジオキシチオフェン(PEDT)を生成する固体電解コンデンサの製造方法において、コンデンサ素子に対する3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDT)と酸化剤の含浸量は、コンデンサ素子に含浸し得る液体の最大容量の75〜85%の範囲内であることを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
IPC (2件):
H01G 9/028 ,  C08G 61/12
FI (3件):
H01G 9/02 331 H ,  C08G 61/12 ,  H01G 9/02 331 G
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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