特許
J-GLOBAL ID:200903053847641497

内燃機関の吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291650
公開番号(公開出願番号):特開2001-115911
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の吸気装置において、バイパス空気が流入する吸気管から発生する騒音を低減すると共に、スロットルボディの小型軽量化を図ること。【解決手段】 スロットル弁4をバイパスするバイパス空気通路8を通るバイパス空気の空気量がロータリ式空気制御弁6により制御される内燃機関の吸気装置において、流出孔17から吸気通路5に至るバイパス空気通路8の流出孔17の全閉端17a側には、弁ハウジング7の通路13の通路壁面13aとスロットルボディ1の段部1bとの共働により段差部20が形成される。バイパス空気の一部が、段差面1cに衝突して、段部1bの先端の方向に偏向され、さらに先端の上方を流れるバイパス空気に乱れを発生させることにより、バイパス空気の圧力変動が緩和される。その結果、吸気通路5に流入したバイパス空気による吸気管3の振動が抑制され、騒音が低減される。
請求項(抜粋):
スロットルボディおよび該スロットルボディに取り付けられた吸気管により形成された吸気通路と、前記スロットルボディに取り付けられた弁ハウジングを有するロータリ式空気制御弁と、前記スロットルボディにおける前記吸気通路に設けられたスロットル弁をバイパスして該スロットル弁よりも下流の前記吸気通路に開口する出口を有するバイパス空気通路とを備え、前記空気制御弁により該バイパス空気通路を通るバイパス空気の空気量が制御される内燃機関の吸気装置において、前記バイパス空気通路の部分であって、前記弁ハウジングに形成されて前記空気制御弁の弁体の直下流に位置する流出孔から前記出口に至る流出側バイパス空気通路は、前記弁ハウジングに形成されて該流出孔に連通している第1流出通路と、前記スロットルボディに形成されて該第1流出通路に接続された第2流出通路とを備えており、前記流出側バイパス空気通路には、前記弁ハウジングの前記第1流出通路の通路壁面と前記スロットルボディの段部との共働により段差部が形成され、該段部は、前記第1流出通路における全閉端側のみの前記通路壁面に対して前記流出側バイパス空気通路の内方に突出すると共に、前記第1流出通路の前記通路壁面間の前記弁体の回動軸線と平行な方向における間隔に対応する長さで、該回動軸線と平行な方向に延びており、さらに前記段部は、前記流出孔からのバイパス空気の一部を該段部の基端から該段部の先端に向かう方向に偏向させる段差面を有していることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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