特許
J-GLOBAL ID:200903053893386663
体外血液循環路を少なくとも部分的に空にするための方法及びその方法を用いるための血液透析機械
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
熊倉 禎男
, 弟子丸 健
, 井野 砂里
, 松下 満
, 倉澤 伊知郎
, 渡邊 誠
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-558679
公開番号(公開出願番号):特表2009-529392
出願日: 2007年03月06日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
本発明は、体外血液循環路内の患者の血液が、血液を押しのける注入液の助けを借りて患者に戻され、患者が体外血液循環路から分離された後、体外血液循環路を少なくとも部分的に空にするための方法及び血液透析機械に関する。本発明の目的は、体外血液循環路の動脈血ライン(5)及び静脈血ライン(7)を互いにさらに接続することなく、半透膜(2)によって血液チャンバ(3)と透析流体チャンバ(4)に分割された血液透析器(1)の少なくとも血液チャンバを空にすることである。そうするために、動脈血ライン(5)は、第1の点(50)において能動的又は受動的に通気され、及び/又は、静脈血ライン(7)は、第2の点(40)において能動的又は受動的に通気され、液体は、半透膜(2)を通って透析流体チャンバ(4)及びこのチャンバから出る透析流体排出ライン(21)に入り空にされる。本発明の方法は、ここでは、プログラムの作動後に、操作者による特別な操作ステップを必要とすることなく、血液透析機械の制御ユニット(30)内で自動的に実行される制御プログラムによって行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
動脈接続点(13、14)から半透膜(2)により血液チャンバ(3)と透析流体チャンバ(4)に分割される血液透析器(1)の前記血液チャンバ(3)に通じる動脈血ライン(5)と、前記血液透析器(1)の該血液チャンバ(3)と、該血液チャンバ(3)から静脈接続点(15、16)に通じる静脈血ライン(7)とを有する、体外血液循環路内の患者の血液が、前記血液を押しのける注入液の助けを借りて前記患者に戻され、該患者が前記体外血液循環路から分離された後に、該体外血液循環路を少なくとも部分的に空にする方法において、前記方法は、
前記動脈血ライン及び前記静脈血ラインをさらに互いに接続することなく、該動脈血ライン(5)は、第1の点(50)において能動的又は受動的に通気され、及び/又は、該静脈血ライン(7)は、第2の点(40)において能動的又は受動的に通気され、
前記血液透析器(1)の前記血液チャンバ(3)、該血液チャンバ(3)と前記第1の点(50)との間の前記動脈血ライン(5)の区域、及び/又は、該血液チャンバ(3)と前記第2の点(40)との間の前記静脈血ラインの区域内の前記液体が、前記半透膜(2)を通して前記透析流体チャンバ(4)及び該透析流体チャンバをから出る透析流体排出ライン(21)に入り空にされる、
ことを特徴とする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4C077AA05
, 4C077BB01
, 4C077EE01
, 4C077GG13
, 4C077KK25
引用特許:
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