特許
J-GLOBAL ID:200903054086808623

溶接部の耐食性および耐亜鉛脆化割れ性に優れた亜鉛めっき鋼板の溶接継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-136897
公開番号(公開出願番号):特開2007-118077
出願日: 2006年05月16日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】 ステンレス系溶接溶接材料を用いて亜鉛系合金めっき鋼板を溶接する際に、ステンレス系成分の溶接金属の液体金属脆化割れを抑制し、従来に比べ耐食性および耐液体金属脆化割れ性に優れた溶接部が得られる亜鉛系合金めっき鋼板の溶接継手を提供する。【解決手段】 ステンレス系成分の溶接金属からなる溶接部を有する亜鉛系合金めっき鋼板の溶接継手において、前記溶接金属が、質量%で、C:0.01〜0.1%、Si:0.1〜1%、Mn:0.5〜2.5%、Ni:5〜11%、Cr:17〜25%を含有し、かつ、-0.81×Cr当量+23.2≦Ni当量≦0.95×Cr当量-8.1の関係を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする溶接部の耐食性および耐液体金属脆化割れ性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の溶接継手。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ステンレス系成分の溶接金属からなる溶接部を有する亜鉛系合金めっき鋼板の溶接継手において、前記溶接金属が、質量%で、 C:0.01〜0.1%、 Si:0.1〜1%、 Mn:0.5〜2.5%、 Ni:5〜11%、 Cr:17〜25% を含有し、かつ、下記(1)〜(3)式を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする溶接部の耐食性および耐液体金属脆化割れ性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の溶接継手。 -0.81×Cr当量+23.2≦Ni当量≦0.95×Cr当量-8.1・・・(1) Ni当量=Ni+30×C+0.5×Mn+30×N ・・・(2) Cr当量=Cr+Mo+1.5×Si ・・・(3) 但し、上記Ni、C、Mn、N、Cr、Mo、Siは、それぞれステンレス系溶接金属中に含有する各成分元素の含有量(質量%)を示す。
IPC (5件):
B23K 35/30 ,  B23K 35/368 ,  C22C 18/04 ,  C22C 18/00 ,  C23C 2/06
FI (5件):
B23K35/30 320B ,  B23K35/368 B ,  C22C18/04 ,  C22C18/00 ,  C23C2/06
Fターム (25件):
4E084AA02 ,  4E084AA03 ,  4E084AA04 ,  4E084BA03 ,  4E084BA04 ,  4E084BA05 ,  4E084BA06 ,  4E084BA08 ,  4E084BA09 ,  4E084BA29 ,  4E084CA08 ,  4E084CA12 ,  4E084DA10 ,  4E084GA02 ,  4E084GA13 ,  4E084HA01 ,  4E084HA06 ,  4E084HA10 ,  4E084HA11 ,  4K027AA05 ,  4K027AA23 ,  4K027AB05 ,  4K027AB13 ,  4K027AB44 ,  4K027AE03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
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