特許
J-GLOBAL ID:200903054177031206

擬似残響可聴信号を生成するための方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-025183
公開番号(公開出願番号):特開平11-305770
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 時間同期データ要素を各々伝送する複数のチャンネルを有し、入力音響信号に擬似残響特性を生成するための方法および装置を提供する。【解決手段】 本発明では、一組の時間同期データ要素の各要素に固有の遅延を賦与し、その後データ要素セットを一連の遅延要素により遅延させる。複数の早期反射タップの各々が、遅延データ要素の固有の直線組合せを読み込み、出力する。遅延された要素は、複数のくし形フィルタを合体する少なくとも一つの加算フィルタに選択的に入力される。少なくとも一つの加算フィルタの出力は、加算計画に基づいて選択的に結合され、複数の総和出力要素を提供する。総和出力要素は、早期反射タップ出力および入力信号の時間同期データ要素の予め選択された組合せと結合され、擬似残響信号を創成できる。
請求項(抜粋):
複数の出力チャンネルを有する擬似残響信号を生成する方法であって、時間同期データ要素を各々含む複数の入力チャンネルであって、前記複数の入力チャンネルの対応する時間同期データ要素が一組のデータ要素(データ要素セット)を形成する複数の入力チャンネルを有する可聴入力信号を受信し、前記データ要素セットの各データ要素に固有の遅延を賦与し、前記データ要素セットを反復的に遅延し、前記複数の出力チャンネルに等しい複数のラッチ要素を各々有する複数のタップを反復的に遅延されるデータセット要素と関連づけ、各タップのラッチ要素を反復的に遅延されるデータ要素の別個の直線組合せに結合し、前記データ要素の別個の直線組合せを含むタップ出力セットを各タップ中に読み込みかつ該各タップから出力し、複数の加算フィルタの各一つに、複数の相補サブセットより各々成る、前記反復的に遅延されたデータ要素セットの固有配列の組合せを入力し、各加算フィルタ内において、複数の個々のフィルタの一つに前記複数の相補サブセットの各一つを入力し、前記複数の加算フィルタの各々に対して、個々のフィルタの出力を組み合わせ、その組合せを、各加算フィルタ出力を加算フィルタ出力セットの一要素として出力し、そして擬似残響信号を発生する諸ステップを含み、出力チャンネルの各々が、加算フィルタ出力セット要素の予定された組合せの加算と、出力チャンネルに対応する前記複数のタップの各々のタップ出力セット要素と、可聴入力信号の時間同期データ要素の予め選択された組合せより成ることを特徴とする擬似残響信号発生方法。
IPC (2件):
G10H 1/00 ,  G10K 15/08
FI (2件):
G10H 1/00 C ,  G10K 15/00 A
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 音場拡大装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-122965   出願人:松下電器産業株式会社
  • 音場制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-055571   出願人:パイオニア株式会社
  • 音像定位制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-014287   出願人:ヤマハ株式会社
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