特許
J-GLOBAL ID:200903081316553287

オーディオ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-169636
公開番号(公開出願番号):特開平9-022293
出願日: 1995年07月05日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 観測点における音楽信号を目標信号に一致させる。【構成】 フロントスピーカ33,34のレイアウトに基づいてフィルタ手段25,26の係数を決定して所定の伝達特性を設定する。該フィルタ手段はオーディオ信号SL,SRをバンドパスフィルタ21,22を介して入力され、該オーディオ信号に伝達特性を畳み込んで所望の目標信号d(n)L,d(n)Rを出力する。適応信号処理装置43〜46は目標信号と観測点における音楽信号との差であるエラー信号e1,e2及びオーディオ信号SL,SRを入力され、該エラー信号のパワーが最小となるように適応信号処理する。以上のように、車室内音響空間におけるフロントスピーカや観測点のレイアウトに基づいてフィルタ手段の係数(目標とする伝達特性)を決定すれば、処理帯域外の補正を簡単に行え、しかも、観測点で所望の優れた音声を聴取することができる。
請求項(抜粋):
所定の伝達特性が設定され、入力されたオーディオ信号に該伝達特性を畳み込んで目標信号を出力するフィルタ手段と、目標信号と観測点における音楽信号との差であるエラー信号を出力する手段と、オーディオ信号及び前記エラー信号を入力され、該エラー信号のパワーが最小となるように適応信号処理を行って適応フィルタの係数を決定し、該適応フィルタによりフィルタ処理を施されたオーディオ信号を第1のスピーカに入力する適応信号処理装置を備えたオーディオ装置において、特定周波数帯域外のオーディオ信号を所定時間遅延して出力する手段と、該手段から出力される特定周波数帯域外のオーディオ信号に応じた音を放射する第2のスピーカと、特定周波数帯域のオーディオ信号を通過させるバンドパスフィルタを設け、模擬したい音場におけるスピーカと観測点の位置関係を、前記第2のスピーカと観測点の実際の位置関係と同じにした時の前記音場におけるスピーカから観測点までの伝達特性を求めて前記フィルタ手段に設定し、該フィルタ手段は前記バンドパスフィルタから入力される特定周波数帯域のオーディオ信号に該伝達特性を畳込んで特定周波数帯域内の目標信号を出力し、前記適応信号処理装置は、目標信号と観測点における音楽信号との差であるエラー信号と特定周波数帯域のオーディオ信号を入力され、該エラー信号のパワーが最小となるように適応信号処理を行って適応フィルタの係数を決定し、該適応フィルタによりフィルタ処理を施された特定周波数帯域のオーディオ信号を前記第1のスピーカに入力し、第1のスピーカより該オーディオ信号に応じた音を放射すると共に、第2のスピーカより前記所定時間遅延した特定周波数帯域外のオーディオ信号に応じた音を放射することを特徴とするオーディオ装置。
IPC (8件):
G10K 15/00 ,  G10K 11/178 ,  G10K 15/12 ,  H03G 5/16 ,  H03H 17/02 601 ,  H03H 21/00 ,  H04S 1/00 ,  H04S 7/00
FI (8件):
G10K 15/00 L ,  H03G 5/16 B ,  H03H 17/02 601 L ,  H03H 21/00 ,  H04S 1/00 K ,  H04S 7/00 F ,  G10K 11/16 H ,  G10K 15/00 B
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開平4-312099
  • 音場制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-281892   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平3-143195
全件表示
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-312099
  • 音場制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-281892   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平3-143195
全件表示

前のページに戻る