特許
J-GLOBAL ID:200903054180637280

加工性の優れた高張力熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148836
公開番号(公開出願番号):特開平11-343521
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 材質の変動が大でも、鋼板の長手方向および幅方向における材質の均一性を熱処理によって安定して高めることができる、残留オーステナイトを5%以上含有する、材質の均一性および加工性に優れた高張力熱延鋼板を製造する。【解決手段】C:0.08〜0.20% 、Si:0.80〜1.80% 、Mn:1.0〜2.0% 、P:0.005〜0.04% を含有する成分組成を有する鋼片を、仕上げ温度Ar3 点以上、巻取り温度650°C以下の条件で熱間圧延して熱延鋼帯を調製し、これを酸洗した後、連続焼鈍設備においてAc3 -25°C〜Ac3 +25°Cの温度に再加熱し、1sec 以上保持した後、10°C/sec 以上の速度で冷却し次いで350〜450°Cの温度で30sec 以上保持し、常温まで冷却した後巻き取る。
請求項(抜粋):
C:0.08〜0.20mass% 、Si:0.80〜1.80mass% 、Mn:1.0 〜2.0 mass% 、および、P:0.005〜0.04mass%を含有する化学成分組成を有する鋼片を調製し、前記鋼片を、仕上げ圧延温度Ar3 点以上、巻取り温度650°C以下の条件で連続的に熱間圧延して熱延鋼帯を調製し、前記熱延鋼帯を酸洗した後、酸洗された熱延鋼帯に対し、連続焼鈍設備において、Ac3 -25°C〜Ac3 +25°Cの温度範囲に再加熱し、その温度に1sec以上保持した後、10°C/sec 以上の速度で冷却し、次いで、350〜450°Cの温度範囲で30sec 以上保持した後、常温まで冷却し、次いで、これを巻き取ることにより、残留オーステナイトを5%以上含有する、材質の均一性に優れた高張力熱延鋼板を製造することを特徴とする、加工性の優れた高張力熱延鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04
FI (3件):
C21D 9/46 S ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/04
引用特許:
審査官引用 (6件)
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