特許
J-GLOBAL ID:200903054226594378

タイヤ摩耗のシミュレーション方法、装置、プログラム及び媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-201676
公開番号(公開出願番号):特開2006-021648
出願日: 2004年07月08日
公開日(公表日): 2006年01月26日
要約:
【課題】 自動車等に使用される空気入りタイヤなどのタイヤについて摩耗による形状変化を考慮したタイヤ摩耗の予測を容易にする。【解決手段】 形状や構造等のタイヤ設計案から有限要素法によるタイヤをモデル化し(ステップ100)、回転接触解析したのち摩耗エネルギ分布を求めて摩耗させたタイヤモデルを作成し(ステップ104〜108)、再度回転接触解析したのち摩耗エネルギ分布を求めてタイヤモデルの削り量を決定する(ステップ110〜114)。これを繰り返すことで、摩耗形態の進展過程をシミュレーションする。これにより、タイヤの摩耗後の形状を時間または走行距離に対して正確にシミュレートすることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
次の各ステップを含むタイヤ摩耗のシミュレーション方法。 (a)接地及び転動の少なくとも一方により変形を与えることが可能なように多数要素に分割して形成しかつパターン形状を有するタイヤモデルと、前記タイヤモデルの少なくとも一部に接触するための路面モデルと、前記タイヤモデルと前記路面モデルとの間の摩擦係数を含む走行条件と、を定めるステップ。 (b)前記走行条件に基づいて、前記タイヤモデルの一部を前記路面モデルに接触させて前記タイヤモデルを回転させる転動計算を実行するステップ。 (c)前記走行条件に基づいて、前記転動計算後に、前記多数要素の各々について前記路面モデルからの応力と接触部からの滑り量から摩耗エネルギを求めることにより、前記タイヤモデルにおける摩耗エネルギ分布の計算を実行するステップ。 (d)前記摩耗エネルギ分布に基づいて、位置及び削り量を求めかつ該位置で該削り量を削ったときの前記タイヤモデルの変形計算を実行するステップ。 (e)前記ステップ(d)の変形計算後のタイヤモデルについて、前記ステップ(b)及び前記ステップ(c)の計算をさせた後に前記ステップ(d)を計算させることを所定回繰り返すステップ。 (f)前記ステップ(e)の計算結果を出力するステップ。
IPC (3件):
B60C 19/00 ,  G06F 17/50 ,  G01M 17/02
FI (5件):
B60C19/00 H ,  G06F17/50 612C ,  G06F17/50 612H ,  G06F17/50 680Z ,  G01M17/02 B
Fターム (3件):
5B046AA04 ,  5B046DA01 ,  5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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