特許
J-GLOBAL ID:200903054310699312

ダイアリサンスを決定する方法および該方法のための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-558862
公開番号(公開出願番号):特表2002-520096
出願日: 1999年07月06日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】体外血液処理の間に、透析器(ダイアライザ)のダイアリサンスを決定する本発明の方法に従えば、透析液中の特定物質の濃度が該透析器の上流で、透析液路中において変化される。前記物質の濃度は、所定の初期値に基づいて変化され、それから該初期値に戻される。透析液中の前記物質の濃度は、透析器の上流または下流に位置する測定器(17、18)で測定される。透析液の出口側濃度cdo(t)と所定の初期値cdolとの差の時間にわたる積分、および透析液の入口側濃度cdi(t)と初期値cdilとの差の時間にわたる積分から商がコンピュータ解析部23で計算され、そしてダイアリサンスが該計算された商および透析液路中の透析液の流量Qdに基づいて決定される。
請求項(抜粋):
処理される血液が体外循環ループ中において、半透過膜によって血液室と透析液室とに分割されているダイアライザの血液室に流入し、そして透析液が透析液路を通って該ダイアライザの透析液室に所定の流量で流入し、さらにそこでダイアライザから上流において該透析液路中の透析液の特定物質の濃度(透析液の入口側濃度cdi(t))が、所定の初期値cdilから出発して、変化し、そして再び該初期値に調整され、その結果ダイアライザから下流において透析液の前記物質の濃度(透析液の出口側濃度cdo(t))が、所定の初期値cdolから出発して、変化し、そして再び該初期値に調整され、透析液の出口側濃度cdo(t)を測定し、そして前記ダイアリサンスDを該透析液の入口側濃度および該透析液の出口側濃度から決定する、体外血液処理中のダイアライザのダイアリサンスを決定する方法において、 透析液の出口側濃度cdo(t)と初期値cdolとの差の時間tにわたる積分、および透析液の入口側濃度cdi(t)と初期値cdilとの差の時間tにわたる積分から商を計算し、そしてダイアリサンスDを、決定された前記商および透析液路中の透析液の所定流量Qdに基づいて決定することを特徴とする前記ダイアリサンスを決定する方法。
Fターム (16件):
4C077AA05 ,  4C077BB01 ,  4C077DD01 ,  4C077EE01 ,  4C077EE03 ,  4C077HH02 ,  4C077HH12 ,  4C077HH15 ,  4C077HH21 ,  4C077JJ02 ,  4C077JJ12 ,  4C077JJ24 ,  4C077JJ27 ,  4C077KK11 ,  4C077KK25 ,  4C077KK27
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
  • 体外血液処置の経過を示すパラメータを判定する方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-348962   出願人:オスパルアンデユストリ, ガンブロアクチボラグ
  • 透析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-196191   出願人:澁谷工業株式会社, 株式会社ニッショー
  • 人工透析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-253929   出願人:渡辺文夫, 米島秀夫, 株式会社草野科学器械製作所
全件表示

前のページに戻る