特許
J-GLOBAL ID:200903054361814302
グロープラグ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-065595
公開番号(公開出願番号):特開2009-222274
出願日: 2008年03月14日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】エンジンへの取付けにおけるシール性や効率的な熱伝導性の確保を、金属製筒状体に設けられた環状凸部の先端向き端面を、エンジンの取り付け穴の着座面に押付けることで担わせるように構成したもので、シール性や熱伝導性を確保させつつも、ヒータ素子に局所的に過大な応力が発生するのを防止し、ヒータ素子に脆性なセラミックヒータ素子を用いても、それに折損や破断が発生するのを防ぐ。【解決手段】金属製筒状体21の内周面のうち、環状凸部22に対応する内周面の部位に、その内径が、ヒータ素子11の外周面を締り嵌め状態で保持している部位の内径より大きい拡径部29を設け、この拡径部29の内周面29aとヒータ素子11の外周面との間に空隙Kが形成される構成とした。相対的に肉厚な環状凸部22においてヒータ素子11を締め付けないため、過剰な応力の発生を防ぐ。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
自身の筒状部の外周面に、外方に突出し周方向に環状をなす環状凸部を備えてなる金属製筒状体の内側に対し、通電することにより発熱する抵抗発熱体を有する棒状又は軸状のヒータ素子を締り嵌め状態として固定し、
このヒータ素子を固定してなる該金属製筒状体の後端側に、筒状の主体金具を当該金属製筒状体と同軸状にして組付けてなるグロープラグであって、
エンジンヘッドにおけるメスネジ付きのグロープラグ取付け穴内に内挿されて、前記主体金具の外周面に形成されたオスネジによってねじ込み方式で取付けられるように構成され、そのねじ込みによる取付けにおいて、前記環状凸部の先端向き端面が、該グロープラグ取付け穴の奥所の環状をなす着座面に押付けられるように構成されたグロープラグにおいて、
前記金属製筒状体の内周面のうち、前記環状凸部に対応する内周面の部位に、その内径が、前記ヒータ素子の外周面を締り嵌め状態で保持している部位の内径より大きい拡径部を設け、この拡径部の内周面と該ヒータ素子の外周面との間に空隙が形成される構成としたことを特徴とするグロープラグ。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
全件表示
前のページに戻る