特許
J-GLOBAL ID:200903054388604636

吸収式冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-388132
公開番号(公開出願番号):特開2002-195680
出願日: 2000年12月21日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 溶媒蒸気の流路への中濃度吸収液の侵入を早期に検出できるとともに、センサなど検出手段の装着が容易であり、冷房サイクルの効率低下が低コストに実行できる吸収式冷凍装置の提供。【解決手段】 低濃度吸収液を加熱して沸騰させ、分離筒2で溶媒蒸気と中濃度吸収液とに分離する高温再生器1と、生成した溶媒蒸気の凝縮熱で中濃度吸収液を加熱し溶媒蒸気と高濃度吸収液に分離する低温再生器3と、凝縮した溶媒が溶媒流路60を経て流入する凝縮器8と、蒸発器9と、吸収器7と、溶媒を吸収した低濃度吸収液を高温再生器1に循環させる吸収液ポンプPとを備える吸収式冷凍装置において、中濃度吸収液が溶媒流路60に侵入したことを検知する温度センサ62を付設し、その出力により吸収液ポンプPによる低濃度吸収液の循環量を低減させる。
請求項(抜粋):
低濃度吸収液タンク、加熱手段、および沸騰した低濃度吸収液の分離筒を備え、低濃度吸収液を加熱して沸騰させ、沸騰した低濃度吸収液を溶媒蒸気と中濃度吸収液とに分離する高温再生器と、前記分離筒で生成した溶媒蒸気を溜める溶媒蒸気タンク、および該溶媒蒸気タンクの外面に沿って中濃度吸収液を流下させ、溶媒蒸気の凝縮熱を利用して中濃度吸収液を加熱し高濃度吸収液と溶媒蒸気とを生成する低温再生器と、前記低温再生器で生成した溶媒蒸気が流入して凝縮するとともに、前記高温再生器で凝縮した溶媒が溶媒流路を経て流入し、凝縮した溶媒を溜める凝縮器と、室内機に連結した冷水コイル、および該冷水コイルに前記凝縮器の溶媒を流下させる溶媒流下手段とを備え、冷水コイルの表面で溶媒を蒸発させて冷水コイル内の冷水を冷却する蒸発器と、放熱用の冷却塔に連結した冷却コイル、および該冷却コイルに高濃度吸収液を流下させる吸収液流下手段とを備え、前記蒸発器で蒸発した溶媒を高濃度吸収液に吸収させる吸収器と、前記溶媒を吸収して低濃度となった低濃度吸収液を前記高温再生器に循環させる吸収液ポンプとを備える吸収式冷凍装置において、前記高温再生器で分離した中濃度吸収液が前記溶媒流路に侵入したことを検知する検知手段を付設し、該検知手段の出力により前記吸収液ポンプによる循環量を低減させることを特徴とする吸収式冷凍装置。
IPC (2件):
F25B 15/00 306 ,  F25B 49/04
FI (2件):
F25B 15/00 306 N ,  F25B 49/04
Fターム (8件):
3L093AA03 ,  3L093BB11 ,  3L093DD01 ,  3L093EE07 ,  3L093GG02 ,  3L093HH02 ,  3L093JJ06 ,  3L093KK05
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 二重効用吸収冷凍機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-057154   出願人:三洋電機株式会社
  • 吸収式冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-162143   出願人:リンナイ株式会社

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