特許
J-GLOBAL ID:200903054583671500

内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274764
公開番号(公開出願番号):特開平10-122029
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】内燃機関に発生するあらゆる失火パターンを精度良く検出する。【解決手段】本失火検出装置では、クランク軸の回転に応じて角速度変動量Δωを求め、該求めた角速度変動量Δωと所定の失火判定値とを比較して機関の失火発生を検出する。ここでは特に、8気筒内燃機関に適用されるものであって、Δω=(ωn-1 -ωn )-(ωn-9 -ωn-1 )/8という数式を用いて角速度変動量Δωを算出する。ここで、上式右辺の前項(ωn-1 -ωn )は、相異なる2つの気筒同士の回転変動を表す基本項に相当し、同じく後項{(ωn-9 -ωn-1 )/8}は、1燃焼サイクルだけ離れた同一気筒同士の回転変動を表す補正項に相当する。このとき、基本項は、失火の発生によりn番気筒がn-1番気筒に対してどれだけ回転変動しているかを示し、補正項は、主に加速又は減速時にどれだけ回転変動の誤差分が生じているかを示している。
請求項(抜粋):
複数気筒からなる内燃機関に発生した失火を検出する内燃機関の失火検出装置であって、前記内燃機関の出力軸の回転に応じた回転信号を出力する回転信号出力手段と、前記回転信号に基づき、同機関出力軸の気筒別回転速度を算出する回転速度算出手段と、爆発行程がm回離れた相異なる2つの気筒について、前記気筒別回転速度の変動量を回転変動基本項として算出する回転変動基本項算出手段と、燃焼サイクルがs回離れた同一気筒について、前記気筒別回転速度の変動量を「全気筒数*s/m」値で割った値を回転変動補正項として算出する回転変動補正項算出手段と、前記回転変動基本項を前記回転変動補正項にて補正し、該補正後の値に基づいて前記内燃機関の失火の有無を検出する失火検出手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
IPC (4件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 362 ,  F02D 41/22 301 ,  G01M 15/00
FI (4件):
F02D 45/00 368 Z ,  F02D 45/00 362 J ,  F02D 41/22 301 A ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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