特許
J-GLOBAL ID:200903054591639330

電力系統の需給計画作成装置および需給計画作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鹿股 俊雄 ,  猪股 祥晃 ,  猪股 弘子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-179590
公開番号(公開出願番号):特開2008-011642
出願日: 2006年06月29日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】複数の発電事業者の需給計画情報を収集し、発電によって排出する環境に影響を与えるガス排出量を調整し、調整結果をもとに各発電事業者が需給計画を作成することにより、環境に配慮した電力系統の需給計画作成装置を提供する。【解決手段】複数の発電事業者3が作成した需給計画情報31を発電情報把握手段11により収集し、当該収集情報31に含まれる各発電機における時刻別ガス排出量および環境係数乗算値をもとにして総括情報作成手段13で総括情報32にまとめる。その後、配分算出手段14により統括情報32および排出対象ガスの排出規制値をもとに複数の発電事業者3の発電量の配分算出を行い、情報伝送装置2を介して複数の発電事業者3に伝送する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
各発電事業者が作成した需給計画に係わる需給計画情報を情報伝送装置を介して入力することにより、各発電事業者の需給計画を総括するようにした電力系統の需給計画作成装置において、 情報伝送装置を介して伝送されてきた各発電事業者の需給計画に係わる需給計画情報を収集する発電情報把握手段と、 前記需給計画情報から各発電事業者の燃料と発電量をもとに需給計画の対象期間における各発電事業者の各発電機の地球温暖化ガス排出量を求める温暖化ガス情報把握手段と、 前記需給計画情報から各発電事業者の燃料と発電量をもとに需給計画の対象期間における各発電事業者の各発電機の公害発生要因ガス排出量を求める公害発生要因ガス情報把握手段と、 環境に対してどのくらい影響を与えるかの指数となる環境係数を設定する係数設定手段と、 前記係数設定手段で設定した係数を前記需給計画の対象期間における地球温暖化ガス排出量と公害発生要因ガス排出量とに対して乗算する環境係数乗算手段と、 前記需給計画情報と環境係数とを乗算して総括情報を作成する総括情報作成手段と、 複数の発電機をグルーピングした場合のエリア情報の作成、排出規制対象とするガス種別の指定、作成エリアにおける排出規制対象ガスの時間毎の排出量規制値等の配分条件を設定する配分条件設定手段と、 各発電事業者が作成した需給計画における発電量、前記総括情報および前記配分条件設定手段で設定した条件をもとに、各発電事業者における発電量を算出し、配分算出値として前記情報伝送装置に出力する配分算出手段と、を備え、 当該配分算出手段から出力された配分算出値を前記情報伝送装置を介して各発電事業者に伝送することを特徴とする電力系統の需給計画作成装置。
IPC (3件):
H02J 3/00 ,  H02J 3/46 ,  G06Q 50/00
FI (3件):
H02J3/00 G ,  H02J3/46 G ,  G06F17/60 110
Fターム (6件):
5G066AA03 ,  5G066AA04 ,  5G066AA05 ,  5G066AE09 ,  5G066HA17 ,  5G066HB01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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