特許
J-GLOBAL ID:200903054746156322

識別システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-244730
公開番号(公開出願番号):特開平10-093485
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 残響の有無によりデータキャリアからの信号を受信するようにした識別システムにおいて、通信可能領域に複数のデータキャリアが存在する場合にも混信なくデータ通信を行えるようにすること。【解決手段】 書込/読出制御ユニットはデータ通信領域に複数のデータキャリアが存在するかどうかを混信の有無により判別する。混信状態であれば複数応答コマンドを送出する。データキャリアはこのコマンドが受信されると応答時間を夫々設定する。応答時間までは連続してシャントパルスを発生させて他のデータキャリアと書込/読出制御ユニットの通信を可能とし、応答時間後に通信を開始する。
請求項(抜粋):
データを保持するメモリを有するデータキャリアと、前記データキャリアとの間でデータ伝送を行う書込/読出制御ユニットと、を具備する識別システムであって、前記書込/読出制御ユニットは、データの受信時に断続されるキャリアの残響の有無によってデータを受信するデータ受信手段と、データの受信時に混信が生じることにより通信エリアに複数のデータキャリアが存在することを検出する複数データキャリア判別手段と、通信の開始時に単純応答コマンドを送出し、前記複数データキャリア判別手段により複数データキャリアが判別されたときに複数応答コマンドを送出する応答コマンド送出手段と、キャリア信号を一定の周期で断続させ、データ及び前記応答コマンドの送信時にそのデューティ比を第1及び第2のデューティ比に変化させることにより送信し、データの受信時にはそのデューティ比を第3のデューティ比とする送信手段と、を有するものであり、前記データキャリアは、共振回路を含み、前記書込/読出制御ユニットとの間でデータ伝送を行うデータ伝送手段と、データ及び夫々固有のIDコードを保持するメモリと、前記データ伝送手段により複数応答コマンドが受信されたときに応答開始時間までの間前記共振回路に得られるキャリア信号の停止時に連続シャント信号を出力する連続シャント出力手段と、前記連続シャント出力手段による連続シャントの終了後に自己のIDコードを含む信号を送信し、データ通信を制御する通信制御手段と、を具備することを特徴とする識別システム。
IPC (3件):
H04B 5/02 ,  G06K 17/00 ,  G06K 19/07
FI (3件):
H04B 5/02 ,  G06K 17/00 F ,  G06K 19/00 H
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る