特許
J-GLOBAL ID:200903054764943986
電動ディスクブレーキおよびロック装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-119055
公開番号(公開出願番号):特開2008-275053
出願日: 2007年04月27日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
【課題】ロック機構を構成するアクチュエータが故障しても、リクランプ操作を確実に行うと共に、不用意に駐車ブレーキがかかることがないようにする。【解決手段】モータのロータ48の回転に応じてパッド押圧部材を推進して制動力を発生し、前記パッド押圧部材の制動解除方向への移動をロック機構41により規制する電動ディスクブレーキにおいて、ロック機構41は、ロータ48と連動して回転すると共に、その回転方向に複数の爪部58と通路59とを配設したリング状回転体52と、爪部58に係合可能な係合突起60を有する係合部材54と、係合部材54をリング状回転体52側へ駆動するソレノイド55と係合部材54をリング状回転体52から離間する方向へ常時付勢する圧縮ばね65とから構成する。通路59をリング状回転体52の回転方向へ傾斜して設けることで、前記パッド押圧部材の推力を増力するリクランプ操作時に、係合部材54の係合突起60が回転体52から離脱するのを防ぐ。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ブレーキパッドを押圧するパッド押圧部材と、モータと、該モータの回転を直線運動に変換して前記パッド押圧部材に伝達する回転-直動変換機構とを配設してなるキャリパを備え、前記モータの回転に応じて前記パッド押圧部材を推進し、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して制動力を発生する電動ディスクブレーキであって、前記パッド押圧部材の制動解除方向への移動をロックおよびアンロック可能なロック機構を備えたものにおいて、前記ロック機構は、前記パッド押圧部材と連動して移動すると共に、その移動方向に所定のピッチで複数の爪部を配設した移動部材と、該移動部材の爪部を係止可能な係止部を有する係止部材と、該係止部が前記移動部材の爪部を係止する方向へ前記係止部材を駆動するアクチュエータと、前記係止部が前記移動部材の爪部から離脱する方向へ前記係止部材を常時付勢する付勢手段とを有し、前記移動部材の移動を規制するロック時には前記係止部が前記移動部材の一側面側の爪部に係止され、前記移動部材の移動を規制しないアンロック時には前記係止部が前記移動部材の他側面側に位置することを特徴とする電動ディスクブレーキ装置。
IPC (1件):
FI (3件):
F16D65/18 A
, F16D65/18 Z
, F16D65/18 E
Fターム (14件):
3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA63
, 3J058AA69
, 3J058AA73
, 3J058AA78
, 3J058AA83
, 3J058AA87
, 3J058BA01
, 3J058CC15
, 3J058CC56
, 3J058CC66
, 3J058FA01
引用特許:
出願人引用 (2件)
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電動ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-232640
出願人:トキコ株式会社
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電動ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-019489
出願人:株式会社日立製作所
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