特許
J-GLOBAL ID:200903054859677604

硬化性剥離剤およびそれを用いたセパレータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-169758
公開番号(公開出願番号):特開2003-171458
出願日: 2002年06月11日
公開日(公表日): 2003年06月20日
要約:
【要約】【課題】 光硬化型シリコーン剥離剤が有する各種の制約を受けず、良好な硬化性、密着性、被膜形成性および剥離特性を有し、低粘度であり薄膜塗工性に優れた活性エネルギー線硬化性シリコーン剥離剤、ならびに、それを用いたセパレータを提供することである。【解決手段】 分子中に少なくとも2個の開環重合性を有する環状エーテル基を含有するポリオルガノシロキサンを活性エネルギー線反応性ポリマーとし、分子中に直鎖状あるいは分岐状の炭素数6〜20のアルキル基およびオキセタニル基を1個有する単官能オキセタンモノマーを希釈剤として用い、カチオン重合開始剤と配合してなる活性エネルギー線硬化性組成物が、剥離剤およびセパレータとしての目的を達成しうることを見出して解決した。
請求項(抜粋):
(A)平均単位式:(R1)m(R2)nSiO(4-m-n)/2 (1)(式(1)中、R1はたがいに同一でも異なっていてもよいカチオン開環重合性基を有しない置換または非置換の1価の炭化水素基を表し、この一部は水素原子、水酸基または炭素数1〜4のアルコキシル基でもよく、R2はたがいに同一でも異なっていてもよいカチオン開環重合性を有する環状エーテル基が結合しているアルキル基を表し、これには脂環アルキルを有していても良く、nは0.0004〜1.0であり、mはm+nの合計が1.2〜2.2になる数である)で示され、分子中に少なくとも2個のカチオン開環重合性を有する環状エーテル基を含有するケイ素原子数が10〜1,000のポリオルガノシロキサン、(B)下記式(2)で表される単官能オキセタンモノマー、【化1】(式(2)中、R3およびR4は水素原子または置換基を有していてもよい直鎖状あるいは分岐状の炭素数1〜4のアルキル基を表し、R5は炭素数6〜18個の直鎖状あるいは分岐状アルキル基を表し、R6は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、Xはメチレンまたは酸素原子である)、ならびに、(C)カチオン重合開始剤、を含むことを特徴とする剥離剤として使用できる活性エネルギー線硬化性組成物。
IPC (7件):
C08G 65/18 ,  C08G 77/46 ,  C09K 3/00 ,  C09J 7/02 ,  D21H 19/24 ,  D21H 25/04 ,  D21H 27/00
FI (7件):
C08G 65/18 ,  C08G 77/46 ,  C09K 3/00 R ,  C09J 7/02 Z ,  D21H 19/24 Z ,  D21H 25/04 ,  D21H 27/00 A
Fターム (23件):
4J004DA04 ,  4J004DB02 ,  4J005AA11 ,  4J005BB01 ,  4J005BB04 ,  4J035BA01 ,  4J035BA11 ,  4J035CA052 ,  4J035CA062 ,  4J035CA071 ,  4J035CA111 ,  4J035GA08 ,  4J035LB02 ,  4J035LB20 ,  4L055AG34 ,  4L055AG38 ,  4L055AH38 ,  4L055AH50 ,  4L055BE08 ,  4L055EA30 ,  4L055FA22 ,  4L055FA23 ,  4L055GA43
引用特許:
審査官引用 (7件)
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