特許
J-GLOBAL ID:200903054875626130

配電系統の電圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 敏朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-072797
公開番号(公開出願番号):特開2000-269044
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 電圧制御装置から配電線に低次高調波を発生させないともに多重変圧器の各段の分担電圧を均等にし、励磁電流を低減すること。【解決手段】 交流側巻線を千鳥形結線、Y結線で直列接続し、直流側巻線をΔ結線とする多重変圧器の並列2次電圧出力を多重3相ブリッジ変換器に接続して、位相の異なる交流電圧を3相ブリッジ変換器に供給し、これらの位相遅れに対応して3相ブリッジ変換器単位を位相進み制御することにより、配電線系統に低次高調波を発生させない。また、多重変圧器の鉄心主脚部の端面を階段状に加工して、継鉄との接合面に段付ギャップを形成することにより、直流側分担電圧の不揃いをなくし、励磁電流を減少するとともに、励磁突入電流時の異常電流を抑制する。
請求項(抜粋):
各段の鉄心主脚部と継鉄との接合面間に直流側巻線電圧を均一化し、励磁突入電流時の異常電圧を抑制するギャップを形成し、各段の交流側巻線を千鳥形結線で複数段直列に接続し、各段の直流側巻線をΔ結線とした多重変圧器と、各段のΔ結線にそれぞれ接続される複数の3相ブリッジ変換器と、スイッチング素子で構成する複数の3相ブリッジ変換器に並列に接続したコンデンサと、スイッチング素子の導通信号を与える演算制御装置とを具備する配電線の電圧制御装置であって、複数の千鳥形結線による位相変位量だけ各3相ブリッジ変換器の交流側出力を遅らせて、交流側電圧と同期をとるようにしたことを特徴とする配電系統の電圧制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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