特許
J-GLOBAL ID:200903054908025260

3相交流モータの巻線切換装置および巻線切換方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-069685
公開番号(公開出願番号):特開2009-225617
出願日: 2008年03月18日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】 モータの加減速中であっても、モータの電流指令を小さくすることなく巻線切換ができ、巻線切換時のショックが少なく、滑らかな速度が得られる3相交流モータの巻線切換装置を提供する。【解決手段】 3相交流モータの巻線切換装置において、巻線選択信号を同期信号に同期化させて、同期化された巻線選択信号を出力する巻線選択同期器と34、同期信号、速度モード、および演算完了信号に基づいて巻線切換シーケンス制御演算を行い、演算開始信号、定数切換信号、および巻線選択信号を出力する巻線切換シーケンス制御部30と、相電圧指令を同期信号に同期化させて、同期化された相電圧指令を出力する電圧指令同期器33と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
各相巻線が複数の巻線からなり、前記複数の巻線を互いに連結した連結端子と各相巻線の両端子とをモータ外部に設けた3相交流モータと、 各相の出力端子を前記3相交流モータの各相巻線の一端(以下、「始端」という。)に各々接続し、前記3相交流モータに可変周波の可変電圧を供給するインバータ部と、 相電圧指令を三角波のキャリア信号と比較して前記インバータ部のスイッチング素子を駆動するゲート信号を発生するPWMパルス発生器と、 各々が3相整流手段と前記3相整流手段の直流出力側の両端を開閉するように設けた半導体スイッチと抵抗およびコンデンサからなる並列回路とを備え、前記3相整流手段の直流出力側の両端に、前記半導体スイッチがオフの時に前記3相整流手段から前記並列回路に電流が流れ、前記半導体スイッチがオンの時に前記並列回路から前記半導体スイッチに逆流しない方向に設けられたダイオードを介して前記並列回路を接続し、前記3相交流モータの他端(以下、「終端」という。)および前記連結端子の各々に前記3相整流手段の交流入力端子を各相毎に各々接続し、前記半導体スイッチを速度モードに基づいてオン/オフする複数の巻線切換手段と、 巻線切換によって変化する前記3相交流モータのモータ定数および前記モータ定数によって変化する制御パラメータからなる制御定数を格納する制御定数メモリと、 前記速度モードに基づいて前記制御定数を切換える制御定数切換スイッチと、 モータ速度またはモータ速度指令に基づいて巻線切換速度を決定し、速度モードを出力する巻線切換指令発生器と、 前記制御定数を入力し、前記3相交流モータの発生するトルクがトルク指令に一致するように制御演算を行い、相電圧指令を出力する制御演算部と、を備えた3相交流モータの巻線切換装置において、 巻線選択信号を同期信号に同期化させて、同期化された巻線選択信号を出力する巻線選択同期器と、 前記同期信号、前記速度モード、および演算完了信号に基づいて巻線切換シーケンス制御演算を行い、演算開始信号、定数切換信号、および前記巻線選択信号を出力する巻線切換シーケンス制御部と、 前記相電圧指令を前記同期信号に同期化させて、同期化された相電圧指令を出力する電圧指令同期器と、を備え、 前記PWMパルス発生器は、前記相電圧指令に代えて前記同期化された相電圧指令を三角波のキャリア信号と比較して前記インバータ部のスイッチング素子を駆動するゲート信号を発生し、 前記制御演算部は、前記演算開始信号を入力すると、前記制御演算を開始し、前記制御演算が終了すると前記相電圧指令および前記演算完了信号を出力し、 前記各巻線切換手段は、前記速度モードに代えて前記同期化された巻線選択信号に基づいて前記半導体スイッチをオン/オフし、 前記制御定数切換スイッチは、前記速度モードに代えて前記定数切換信号に基づいて前記制御定数を切換えることを特徴とする3相交流モータの巻線切換装置。
IPC (3件):
H02P 27/06 ,  H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (3件):
H02P7/63 302T ,  H02P7/63 303V ,  H02P5/408 A
Fターム (36件):
5H505AA02 ,  5H505AA18 ,  5H505AA19 ,  5H505AA20 ,  5H505BB02 ,  5H505BB04 ,  5H505CC05 ,  5H505DD03 ,  5H505DD08 ,  5H505EE23 ,  5H505EE41 ,  5H505EE48 ,  5H505EE49 ,  5H505EE55 ,  5H505FF07 ,  5H505FF08 ,  5H505GG04 ,  5H505GG07 ,  5H505GG08 ,  5H505HA01 ,  5H505HA05 ,  5H505HA10 ,  5H505HA16 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ09 ,  5H505JJ16 ,  5H505JJ17 ,  5H505JJ24 ,  5H505JJ29 ,  5H505KK06 ,  5H505LL12 ,  5H505LL22 ,  5H505LL39 ,  5H505LL41 ,  5H505MM02 ,  5H505MM09
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3948009号公報(第3-6頁、図1)
  • 誘導電動機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-216678   出願人:オークマ株式会社
審査官引用 (6件)
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