特許
J-GLOBAL ID:200903054962164070

プラスチック被覆紙原料から良質のセルロース繊維を取り出す方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-153436
公開番号(公開出願番号):特開2000-336588
出願日: 1999年06月01日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 牛乳パック原料に代表されるプラスチック被覆紙原料から良質のセルロース繊維を取り出す方法を提供する。【解決手段】 50〜90°Cの温水3が注入されているストレーナー付きパルパー2内に原料濃度が5〜30重量%となるようにプラスチック被覆紙原料1を細片化することなく投入し、該ストレーナー付きパルパー2の運転を継続しながら、アルカリ薬品4を次に添加する酸化漂白剤5の漂白効果が好適に発揮されるpH範囲になるように添加した後、酸化漂白剤5を酸化電位が0.2〜1.2ボルトになるように添加する一連のパルパー処理を短時間で行い、しかる後パルパーストレーナー処理によりプラスチックの大部分を除去する工程を経ることによってTAPPI-UM2401985による機械パルプの結束繊維含有量が0〜5%になる状態とした後、引き続き該プラスチックの大部分を除去したスラリーを除塵,精選する。
請求項(抜粋):
50〜90°Cの温水が注入されているストレーナー付きパルパー内に原料濃度が5〜30重量%となるようにプラスチック被覆紙原料を細片化することなく投入し、該ストレーナー付きパルパーの運転を継続しながら、アルカリ薬品を次に添加する酸化漂白剤の漂白効果が好適に発揮されるpH範囲になるように添加した後、酸化漂白剤を酸化電位が0.2〜1.2ボルトになるように添加する一連のパルパー処理を短時間で行い、次いでパルパーストレーナー処理によりプラスチックの大部分を除去する工程を経ることによってTAPPI-UM2401985による機械パルプの結束繊維含有量が0〜5%になる状態とした後、引き続き該プラスチックの大部分を除去したスラリーを除塵,精選することを特徴とするプラスチック被覆紙原料から良質のセルロース繊維を取り出す方法。
IPC (3件):
D21C 5/02 ,  D21B 1/14 ,  D21B 1/32
FI (3件):
D21C 5/02 ,  D21B 1/14 ,  D21B 1/32
Fターム (9件):
4L055AA11 ,  4L055AC09 ,  4L055AD06 ,  4L055BA11 ,  4L055BA37 ,  4L055BB04 ,  4L055EA03 ,  4L055EA20 ,  4L055EA34
引用特許:
審査官引用 (6件)
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