特許
J-GLOBAL ID:200903054973177700

冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-260631
公開番号(公開出願番号):特開平11-094380
出願日: 1997年09月25日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 CO2 サイクルにおいて、圧縮機の損傷および成績係数の悪化を防止する。【解決手段】 圧縮機1の潤滑油として、臨界圧力PC 以下のときのCO2 に対する相溶性が、臨界PC より高いときの相溶性に比べて低くなるものを使用する。これにより、蒸発器4側の低圧側では、液相の潤滑油と液相のCO2 とが分離するので、液相のCO2 が圧縮機1に吸入されることを防止しつつ、容易に潤滑油のみを圧縮機1の吸入側に導くことができる。したがって、CO2 サイクルの成績係数の悪化を招くことなく、圧縮機1の損傷を防止することができる。
請求項(抜粋):
冷媒を冷却する放熱器(2)内の圧力が、冷媒の臨界圧力を越える冷凍サイクルであって、前記冷媒と共に潤滑油を吸入し、前記放熱器(2)に向けて吐出する圧縮機(1)と、前記放熱器(2)から流出する前記冷媒を減圧する減圧器(3)と、前記減圧器(3)にて減圧された前記冷媒を蒸発させる蒸発器(4)と、前記蒸発器(4)の流出側と前記圧縮機(1)の吸入側との間に配設され、前記蒸発器(4)から流出する前記冷媒および前記潤滑油を気相成分と液相成分とに分離する気液分離器(5)とを備え、前記気液分離器(5)には、前記気液分離器(5)内のうち気相成分領域で開口し、前記圧縮機(1)の吸入側に連通する第1開口部(53a)と、前記気液分離器(5)内のうち前記潤滑油の液相成分領域で開口し、前記圧縮機(1)の吸入側に連通する第2開口部(53b)とが形成され、さらに、前記潤滑油として、所定圧力(PC )以下のときの前記冷媒に対する相溶性が、前記所定圧力(PC )より高いときの相溶性に比べて低くなるものを使用したことを特徴とする冷凍サイクル。
IPC (3件):
F25B 1/00 395 ,  C10M145/24 ,  C10N 40:30
FI (2件):
F25B 1/00 395 Z ,  C10M145/24
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特表平6-510111
  • アキュムレータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-288447   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特開平1-212875
審査官引用 (8件)
  • 密閉型電動圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-084068   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 特表平6-510111
  • 冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-074889   出願人:ダイキン工業株式会社
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