特許
J-GLOBAL ID:200903055014522799

コネクタ及びリテーナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-063456
公開番号(公開出願番号):特開平10-252965
出願日: 1997年03月17日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】雄部材と雌部材とを連結する際に確認部材が外れ落ちてしまうことを防止しつつ、雄部材と雌部材との連結を確認する。【解決手段】リテーナ3は、リテーナ3に一体的に形成された弾性変形可能な腕部35と、腕部35の先端に一体的に形成されるとともに、雌部材2と雄部材1との連結時における雄部材1のリング状突部1aと軸方向に一致する位置で半径方向に延設して窓部23に挿通された棒状部36とを備えている。雌部材2及び雄部材1を連結した際、リング状突部1aが棒状部36の先端部36aに当接して棒状部36が窓部23を介してハウジング21から半径方向外方に押し出される。これにより、雄部材1と雌部材2との連結を視覚的に、また触覚的に確認することができる。
請求項(抜粋):
先端から所定の距離隔てた位置に遠心方向に突出するリング状突部が設けられた挿入端部をもつ筒状の雄部材と、上記挿入端部が挿入される軸方向に延びる軸穴を有するハウジングを軸方向一端に具備し、該ハウジングは、該軸穴を形成する周壁に、半径方向に貫通し周方向に互いに間隔を隔てて配設された複数の窓部を備えた筒状の雌部材と、半径方向に弾性変形可能で上記窓部の一端側部分で半径方向外方への変位が許容されるように配設された複数の爪部を備え、各該爪部は、上記雄部材の挿入時に上記リング状突部が押圧摺接してスナップ入りできるように軸方向他端に向かうにつれて半径方向内方に傾斜した傾斜内面、上記リング状突部がスナップ入りして上記雄部材と上記雌部材とが連結された際に上記リング状突部と係合する係合端、及び流体圧が作用した際に上記雄部材が上記雌部材から外れないように上記窓部の一端面と係止する係止部をそれぞれ有し、上記ハウジング内に挿入保持されたリテーナとからなるコネクタにおいて、上記リテーナは、該リテーナに一体的に形成された弾性変形可能な腕部と、該腕部の先端に一体的に形成されるとともに、上記雌部材と上記雄部材との連結時における該雄部材の上記リング状突部と軸方向に一致する位置で半径方向に延設して上記窓部の他端側部分に挿通された棒状部とをさらに備え、上記雌部材及び上記雄部材を連結した際、上記リング状突部が上記棒状部の先端部に当接して該棒状部を上記窓部を介して上記ハウジングから半径方向外方に押し出すようになしたことを特徴とするコネクタ。
IPC (4件):
F16L 33/00 ,  F16L 33/28 ,  F16L 21/02 ,  F16L 21/08
FI (3件):
F16L 33/00 A ,  F16L 21/02 F ,  F16L 21/08 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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