特許
J-GLOBAL ID:200903055101132395

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-315062
公開番号(公開出願番号):特開2003-120233
出願日: 2001年10月12日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 駆動回転体と従動回転体に対する中間回転体の相対回動を規制するストッパ機構がカムシャフト側のトルク変動を受けてバタつく不具合を無くす。【解決手段】 中間回転体23を回動操作することにより、中間回転体23の渦巻き溝24に球19を介して係合したリンク14の先端部を径方向溝24に沿わせて変位させ、その変位をリンク14を介して駆動プレート3とレバー軸10の相対回動に変換する。このような装置において、中間回転体23と駆動プレート3に第1の突状部41と第2の突状部42を夫々形成し、両突状部41,42の当接によって中間回転体23と駆動プレート3の相対回動を規制する。カムシャフト1側のトルク変動による振動や衝撃はこのストッパ機構40に伝達される前に、リンク14の作動部や、球19と渦巻き溝24の係合部等によって吸収される。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動される駆動回転体と、カムシャフト若しくは同シャフトに結合された別体部材から成り、前記駆動回転体から動力を伝達される従動回転体と、前記駆動回転体に設けられた径方向ガイドと、前記駆動回転体と従動回転体に対して相対回転可能に設けられ、前記径方向ガイドに対峙する側の面に渦巻き状ガイドを有する中間回転体と、前記径方向ガイドと渦巻き状ガイドに変位可能に案内係合される可動案内部と、前記従動回転体の回転中心から離間した部位と前記可動案内部とを揺動可能に連結するリンクと、前記中間回転体に駆動回転体及び従動回転体に対する相対的な回動操作力を付与する操作力付与手段と、前記駆動回転体及び従動回転体に対する中間回転体の相対回動を規制するストッパ機構と、を備え、前記操作力付与手段によって中間回転体を駆動回転体及び従動回転体に対して回動操作することにより、渦巻き状ガイドに係合した各可動案内部を径方向ガイドに沿わせて径方向に変位させ、その変位を前記リンクを介して駆動回転体と従動回転体の相対回動可能に変換する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記ストッパ機構を、中間回転体と駆動回転体に夫々設けられ、互いに当接することによって両者の相対変位を規制する当接部によって構成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (8件):
3G018AB02 ,  3G018BA01 ,  3G018BA32 ,  3G018BA36 ,  3G018CA11 ,  3G018DA43 ,  3G018DA73 ,  3G018DA77
引用特許:
審査官引用 (3件)

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