特許
J-GLOBAL ID:200903055109395360

回折格子記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-186677
公開番号(公開出願番号):特開平8-029607
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 視覚的に認識可能なモチーフと、機械的に読取可能なデジタル情報と、の双方を偽造が困難な態様で記録する。【構成】 もとのモチーフを表現する属性Pの閉領域P1〜P3上に、走査線Sを定義する。走査線S上に、バーコードを表現する属性Qの閉領域Q1〜Q5を定義し、更に、走査線S上ではない領域に、バーコードに対するカモフラージュとしての機能を果たす属性Rの閉領域R1〜R7を定義する。属性Pの閉領域には、格子線ピッチ0.8μmで回折格子を配置し、属性Q,Rの閉領域には、格子線ピッチ1.26μmで回折格子を配置する。閉領域Q1〜Q5に配置する回折格子は、格子線配置角度の相違によりデジタル情報を表わすようにする。波長630μmの光で走査線S上を走査し、回折角30°の1次回折光を観測すれば、閉領域Q1〜Q5のバーコードが読取れる。
請求項(抜粋):
所定のモチーフを視覚的に認識可能な態様で回折格子を用いて記録するとともに、所定のデジタル情報を光学的読取装置によって読取可能な態様で回折格子を用いて記録した回折格子記録媒体において、記録媒体上に、前記モチーフと前記デジタル情報とを記録するための情報記録対象領域を定義し、前記情報記録対象領域内に所定の走査線を定義し、前記情報記録対象領域内の前記走査線上に、第1属性の領域を複数定義し、前記情報記録対象領域内の前記第1属性の領域以外の領域に、第2属性の領域を複数定義し、前記第1属性の領域と前記第2属性の領域とに、それぞれ所定の条件で回折格子を形成し、前記光学的読取装置によって前記第1属性の領域を前記第2属性の領域と区別して読取ることができるように、前記回折格子の形成条件を設定し、前記第1属性の個々の領域により、前記デジタル情報を記録し、少なくとも前記第2属性の個々の領域により、前記モチーフを記録したことを特徴とする回折格子記録媒体。
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る