特許
J-GLOBAL ID:200903055113690903

排熱利用システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 北村 修一郎 ,  東 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-040957
公開番号(公開出願番号):特開2007-218525
出願日: 2006年02月17日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】排熱源からの排熱を、比較的簡便な設備構成で充分に利用することができ、例えば、排熱量が限られている設備構成でも、冬場の熱不足、夏場の冷熱不足に対応することが可能となる排熱利用システムを提供する。【解決手段】低温水を供給する低温水供給機構5と、排熱を発生する排熱源からの排熱を回収して前記低温水から高温水を得る高温水回収熱交換器1と、前記高温水回収熱交換器1により得られた高温水を貯湯する貯湯タンク2とを備えた排熱利用システムであって、ケミカルヒートポンプを備え、前記貯湯タンク2内に貯湯された高温水を反応器6に送り、高温水の熱により蓄熱動作を行う蓄熱工程において、凝縮・蒸発器7において発生する凝縮熱を低温水で回収する凝縮熱回収動作を実行し、凝縮熱の回収により得られた湯水を貯湯タンクに貯湯する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
低温水を供給する低温水供給機構と、排熱を発生する排熱源からの排熱を回収して前記低温水から高温水を得る高温水回収熱交換器と、前記高温水回収熱交換器により得られた高温水を貯湯する貯湯タンクとを備えた排熱利用システムであって、 受熱に従って気体を発生する化学反応と前記気体の吸着により放熱する逆反応とを繰り返す反応器と、前記気体が放熱して凝縮液として凝縮する凝縮反応と、受熱に従って前記凝縮液が蒸発する蒸発反応とを繰り返す凝縮・蒸発器とを、仕切り弁を備えた連通管で連通接続して構成され、前記反応器において、外部から熱を受けて前記気体を発生するとともに、発生した前記気体を前記凝縮・蒸発器に送り、前記気体が放熱して凝縮する蓄熱動作と、前記凝縮・蒸発器において、外部から熱を受けて前記凝縮液が蒸発するとともに、発生した気体を前記反応器に送り、前記逆反応を発生して外部に放熱する放熱動作との間で、動作切換え可能なケミカルヒートポンプを備え、 前記貯湯タンク内に貯湯された高温水を前記反応器に送り、前記高温水の熱により前記蓄熱動作を行う蓄熱工程において、前記凝縮・蒸発器において発生する凝縮熱を前記低温水で回収する凝縮熱回収動作を実行し、前記凝縮熱の回収により得られた湯水を前記貯湯タンクに貯湯可能に構成されている排熱利用システム。
IPC (3件):
F24H 1/00 ,  F24H 7/02 ,  F25B 27/02
FI (4件):
F24H1/00 611G ,  F24H1/00 631A ,  F24H7/02 601C ,  F25B27/02 J
Fターム (3件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027DD06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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