特許
J-GLOBAL ID:200903055211519449

ポリプロピレンテレフタレ一ト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-340171
公開番号(公開出願番号):特開2000-159875
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 熱安定性、耐加水分解性、色調が良好で、かつ固相重合速度が高いポリプロピレンテレフタレート及びそれを固相重合する高品位ポリプロピレンテレフタレ一トの製造方法を提供する。【解決手段】 (A),(B)並びに(C)の特性を有するポリプロピレンテレフタレート(PTT)、該PTTを固相重合する高品位PTTの製造方法。(A) PTTのX線吸収微細構造解析(XAFS)のX線近吸収端構造(XANES)のスペクトルから定義される特定状態のTi、即ちTiの近傍に存在する原子との配置が特定の状態にあるTiを含有すること、(B) 末端ビニル基が10eq/トン未満であること、(C) 固有粘度はIV≧0.6であること。
請求項(抜粋):
下記(A),(B)及び(C)で表される特性を有することを特徴とするTi含有ポリプロピレンテレフタレート。(A) TiのX線吸収微細構造解析(XAFS)のX線近吸収端構造(XANES)のバックグラウンドを差し引いた後のスペクトルにおいて、TiのK吸収端のジヤンプ高さに対する、該吸収端近傍の4.965〜4.972keV付近のプリエッジピ一クのうちの主ピークの強度の割合をR1とし、且つTiのK吸収端のジヤンプ高さに対する該主ピークの最大傾きと最小傾きの差をr1として表し、Ti含有複合触媒CAで合成したポリプロピレンテレフタレートのR1とr1をそれぞれRlAとrlAとし、該複合触媒と同じモル濃度のTi単独触媒CB(CAがTiを含む複数種の添加型触媒の場合、その中のTi単独触媒を指し、また、CAがTiから成る他金属との複合化合物の場合、その複合化合物を合成するために使用したTi単独金属の化合物を指す。)で合成したポリプロピレンテレフタレートのR1とr1をそれぞれRlBとrlBとした場合、式(1)及び(2)のいずれかの関係を満たすR1AとrlAを呈する、【数1】RlA/RlB>1.05 (1)rlA/rlB>1.05 (2)(B) 末端ビニル基が10eq/トン未満である、(C) 固有粘度はIV≧0.6である。
IPC (3件):
C08G 63/85 ,  C08K 5/057 ,  C08L 67/02
FI (3件):
C08G 63/85 ,  C08K 5/057 ,  C08L 67/02
Fターム (31件):
4J002CF051 ,  4J002EC076 ,  4J029AA03 ,  4J029AB01 ,  4J029AC01 ,  4J029AD01 ,  4J029AD02 ,  4J029AD03 ,  4J029AD10 ,  4J029AE01 ,  4J029AE03 ,  4J029BA04 ,  4J029CB06A ,  4J029HA01 ,  4J029HB01 ,  4J029HB03A ,  4J029JA091 ,  4J029JA261 ,  4J029JB131 ,  4J029JB171 ,  4J029JF131 ,  4J029JF321 ,  4J029KB02 ,  4J029KD01 ,  4J029KD05 ,  4J029KE02 ,  4J029KE03 ,  4J029KE05 ,  4J029KE12 ,  4J029KF07 ,  4J029KF09
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る